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社会ソリューション

行動デザインサービス(ナッジ)

サービス概要 ~相手へのエンパシーに基づく行動変容

 政策も事業も、目指すところは人の満足や幸福のためのサービス提供です。行動デザインの本質は、行動起点で相手(消費者や生活者、ユーザ)の本音に向き合い行動できない要因を分析し、どうすれば相手が行動しやすくなるのか相手の立場になって考えること(エンパシー)であり、サービスの情報発信や言葉がけ、サービス内容、提供環境をデザインすることだと我々は考えています。つまり、相手を変えようとするのではなく、変わるのは私たちサービス提供者側なのです。

 人は必ずしも正論だけでは行動しないことを前提に、弊社では、行動変容(ナッジ等)に関する脳科学、意思決定科学、データサイエンス、行動変容の対象領域の専門コンサルタントによる社内横断型専門チーム「行動デザインチーム」を設置。皆様がサービスを届けたい相手の行動分析、効果的な行動変容施策の立案から検証まで、科学的根拠に基づきつつ相手の心に届くことを目指す「行動デザインコンサルティングサービス」を提供します。

提供サービス

1.有効な行動変容ターゲットの策定(誰の行動をどのように変えることが課題解決に寄与するのか)

例:感染抑制のための有益な行動変容、過度な不安行動の抑制

2.脳科学・行動科学分野のエビデンスに基づく効果的な行動変容施策の提案

例:有効な要請メッセージの出し方、懲罰的でなく協力的な行動にインセンティブを与える施策

3.個人特性(人口統計学的特性、心理的特性)まで対応した迅速なオンライン実験による効果検証

例:個人特性に応じた施策への反応の予測と、特性に応じた効果的な施策の仮説獲得

4.有効そうな施策の社会実験(オフライン)による行動測定と効果検証

例:介入群100名、統制群100名を対象に施策を試行し、1週間の行動変化を検証

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行動デザインアプローチ

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ナッジ手法と実施プロセス

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「人を動かすナッジ理論」

法規制や補助金・税金、普及啓発に加えた新たな政策ツールとして、世界的に導入が進む「ナッジ」。人間の認知や意思決定の癖を活用し、自発的な行動を促すこの「ナッジ」とは?その手法と使い方について、弊社のコンサルタントが日経産業新聞<戦略フォーサイト>で連載しました(全15回連載 2019年8月19日〜9月6日)。

掲載日

タイトル

執筆者

1

8月19日

費用をかけずに効果絶大

マネージャー

小林 洋子

2

8月20日

世界200の公共機関が採用

コンサルタント

小林 健太郎

3

8月21日

日本の行政も活用開始

シニアコンサルタント

八間川 結子

4

8月22日

悪いナッジと良いナッジ

コンサルタント

佐藤 瞳

5

8月23日

ポジティブな言葉の効果

コンサルタント

桃木 美登里

6

8月26日

人は不合理な選択をする

コンサルタント

中村 友昭

7

8月27日

パーソナライズの波

シニアマネージャー

高山 文博

8

8月28日

ナッジをヘルスケアの課題にどう活かすか

シニアマネージャー

北野 浩之

9

8月29日

健康経営、後押しの一工夫

シニアコンサルタント

西口 周

10

8月30日

適用できる場面の条件は

マネージャー

小林 洋子

11

9月2日

使う前に一度立ち止まって

アソシエイトパートナー

茨木 拓也

12

9月3日

倫理への配慮が不可欠

コンサルタント

小林 健太郎

13

9月4日

継続させる仕組みも重要

マネージャー

小林 洋子

14

9月5日

現場にもわかりやすく

コンサルタント

佐藤 瞳

15

9月6日

社会問題の解決に向けて

マネージャー

小林 洋子

ナッジで従業員の健康活動をそっと後押し~行動デザインで健康経営を次のステップへ~

多くの企業が取り組んでいるものの実効性に課題を抱えている「健康経営」に対し、「ナッジ」を活用して取り組みを推進させる方策について、弊社のコンサルタントが東京商工会議所 健康経営倶楽部メールマガジン<健康経営実践コラム>で連載しました(全6回連載 2020年1月14日~6月2日)。

掲載日

タイトル

執筆者

第1回

1月14日

あなたが勤めている企業の健康経営、上手くいっていますか?

シニアコンサルタント

西口 周

第2回

2月4日

ナッジとは、人を動かすきっかけのデザイン

シニアコンサルタント

西口 周

第3回

3月3日

ナッジを健康経営に応用してみよう①

シニアコンサルタント

西口 周

第4回

4月7日

ナッジを健康経営に応用してみよう②

シニアコンサルタント

西口 周

第5回

5月5日

ナッジを活用する際のコツと注意点

シニアコンサルタント

西口 周

第6回

6月2日

これからの時代の健康経営

シニアコンサルタント

西口 周

事例紹介

タクシーの違法駐停車時間を88%削減|3分で分かるナッジ事例

 作成:品川動画配信スタジオ 

主な関連実績

2022年度

  • フレイルリスク『見える化』・行動変容促進による介護予防高度化ソリューションの実装化事業(東京都)
  • 歯科健康診査推進事業に係る調査研究等一式(厚生労働省)
  • 健康的で持続可能な食環境づくり推進広報一式(厚生労働省)
  • 行動デザインを活用したマーケティング仮説の立案支援(民間企業)
  • 消費者の行動特性に関する調査(消費者庁)
  • 事故防止に向けたナッジ活用検討支援(民間企業)

2021年度

  • 健診後の受診勧奨に向けたフィジビリティ調査(民間企業)
  • 心の健康保持増進に関する製品・サービスの普及に向けた調査事業(経済産業省)
  • 介護・フレイル施策の高度化・効率化による効果的な都民のフレイル予防、見守り増進事業(東京都)
  • 被保護者健康管理支援ツール作成業務(墨田区)
  • 行動デザイン研修会(京都市)
  • 行動デザイン観点での社内システムUX改善支援(民間企業)
  • 日経産業新聞記事の教材利用(課題発見・解決能力テスト)(民間企業)
  • 歯周病予防に関する実証事業に係る調査研究(厚生労働省(民間企業))

2020年度

  • 中高年層の安全運転を促す行動デザイン(民間企業)
  • ICTを活用した交通安全教育サービスの受講促進施策デザインの検討(民間企業)
  • 行動経済学に基づく運動促進ソリューションの企業・健保向けサービス設計支援(民間企業)
  • 歯周病予防に関する実証事業に係る調査研究(厚生労働省(民間企業))
  • ガス保安広報におけるナッジ理論の活用可能性調査(経済産業省)

2019年度

  • ナッジを活用した生活習慣改善に向けた個別化サービス設計(民間企業)
  • 行動経済学等の理論に基づいた人間の行動変容に向けた研究調査作業(民間企業)
  • コンパクトシティ形成に向けたナッジ型アプローチ(国土交通省)
  • 現役世代の生活習慣改善に向けた調査業務(札幌市)
  • 特定健診受診率向上に向けた個別化受診勧奨(民間企業)
  • 救急車の適正利用に向けた啓発事業へのナッジ活用(地方医師会)
  • 人間の行動選択に関する研究調査作業(民間企業)

2018年度

  • 患者特性に応じた双方向コミュニケーションシステム開発支援

2017年度

  • 福島県の風評被害に関する消費者心理調査(経済産業省)
  • 健康無関心層への情報伝達を担う健幸アンバサダー養成事業支援(民間企業)

2016年度

  • IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業(企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業(経済産業省)

その他メディア掲載・講演等

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