現在、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、人と人との接触を減らし、感染症リスクを低減することが強く求められています。また、人口減少や、超高齢化社会の到来といった課題とともに、国際情勢においても都市間競争の激化等の課題もあり、安心・安全かつ持続可能な発展のためのニューノーマルが求められています。

そのうち、都市型複合施設においては、感染症対策はもちろんのこと、少子高齢化に対応するための業務の自動化や効率化等に、ロボット活用が期待されています。

本実証では、オフィスビルの商業エリアにおいて、最先端技術により非接触・非対面・遠隔でのサービス提供を行う等、オフィスワーカーや施設利用者、テナントや施設運営者が、安心で効率的かつ豊かな活動ができるニューノーマルを実現するため、スマート化を推し進めることを目指します。

株式会社アルベログランデ
※東京ポートシティ竹芝の開発計画を推進するため、東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が設立した事業会社

2020年9月中旬予定

東京ポートシティ竹芝オフィスタワーの低層フロア（商業ゾーン・スキップテラス等）
※一般の方もご利用可能なエリアが含まれております

ポートシティ竹芝及びその周辺エリアでは、エリア活性化や課題解決を目指すスマートシティの構築に向け最先端のテクノロジーの活用を推し進めています。

東京ポートシティ竹芝は、スマートなライフスタイルをコンセプトとしたレジデンスタワーと、スマートビルであるオフィスタワーからなる大型複合拠点です。
都市型スマートビルの新しいモデルとなるオフィスタワーは、2020年9月14日に開業を予定しています。リアルタイムデータと最先端のテクノロジーを活用することで、感染症リスクの低減、混雑回避や利便性向上、快適な行動支援、効率的なビル管理、テナントのマーケティング支援等を実現し、ニューノーマルな働き方、施設利用、施設管理を提案しています。

複合施設において、最先端技術により非接触、非対面又は遠隔でのサービス提供が可能なロボットを公募いたします。

【例】

• コミュニケーションロボット
• 搬送ロボット
• テレプレゼンスロボットや遠隔操縦ロボット
• 来場者のマスクの着用確認や体温測定が行えるロボット
• 密集の回避を促すロボット
• 手洗いのチェックを行うロボット

※現在実装が決定している、清掃ロボット、自律移動警備ロボット、ロボットコンビニは公募対象外です。

東京ポートシティ竹芝の商業エリアにおける、感染症拡大下でも安定的に社会・経済活動を継続していくニューノーマルな日常や従来の施設運用の自動化・効率化に資する実証を想定しています（下記、想定の例）。

• 人とロボットが一緒に働く商業エリアを実現するもの
• 施設内での利用者間および施設職員の感染症対策に資するもの
• ニューノーマルな日常での施設職員に発生する負担を軽減するもの
• 従来からの施設の業務負担を軽減するもの
• 現地にいなくとも施設利用体験を実現するもの
• その他最先端スマートビルの実現に資するもの