当社取締役会長 宮野谷が各種メディアに寄稿したコラムや日ごろの活動を通じて考察したオピニオンを掲載しています。

コラム・オピニオン | NTTデータ経営研究所

時事通信社「金融財政ビジネス」第11247号（7月29日発行）「巻頭言」に寄稿

「貯蓄から投資へ」を定着させるために

時事通信社「金融財政ビジネス」第11239号（6月24日発行）照一隅に「点々」として寄稿

妻と私の株式投資

前稿でも書いたとおり、本年1月、富山県在住の義父が他界した。一人暮らしとなった義母は2月に病気で入院した後、介護ホームに入居した。そして3月には、1年間闘病してきた私の妻が他界してしまった。ちなみに、妻に兄弟はいない。これらの事情で、富山県にある妻の実家は空き家となり、私が管理している。

空き家問題について考える（その 2 ）

時事通信社「金融財政ビジネス」第11225号（4月22日発行）照一隅に「点々」として寄稿

妻のエンディング・ノート

時事通信社「金融財政ビジネス」第11219号（3月28日発行）「巻頭言」に寄稿

相続手続きのデジタル化

わが国では、管理が不十分な空き家問題が深刻化している。昨年12月、空き家対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律（以下、空き家対策法）が施行された。これによって、倒壊リスクの大きい「特定空き家」に加え、その前段階にある「管理不全空き家」も自治体からの指導・勧告の対象となった。空き家の放置は、倒壊、雑草・害虫の繁殖、景観悪化、不法侵入、ごみの不法投棄など、様々な問題を引き起こしかねない。

空き家問題について考える（その 1 ）

時事通信社「金融財政ビジネス」第11209号（2月8日発行）照一隅に「点々」として寄稿

「金利ある世界」に向けて
～今年を占う3つのイベント～

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、今年も色の話から。今年の干支は辰＝龍です。龍は十二支の中で唯一の伝説の存在なので、その色は様々に描かれます。私は緑色が龍の定番色だと思っていましたが、中国の故事によれば、金（黄）、白、赤、青、黒の五色それぞれの龍がいるそうです。

新年を迎えて

時事通信社「金融財政ビジネス」第11196号（12月11日発行）照一隅に「点々」として寄稿

亜熱帯化する日本

時事通信社「金融財政ビジネス」第11189号（11月13日発行）「巻頭言」に寄稿

インフレとキャッシュレス化

時事通信社「金融財政ビジネス」第11181号（10月5日発行）照一隅に「点々」として寄稿

銀行のPBR

時事通信社「金融財政ビジネス」第11169号（8月21日発行）照一隅に「点々」として寄稿

所有する喜び3.0

東京都の気温が最も高くなるのは8月である（図2）。夏季には気温と水使用量は正比例するとの実証結果がある*ので、水使用量のピーク日は8月に記録しそうなものだが、なぜ7月なのか？また、最大配水量が2019年度以降減少しているのはなぜか？ 

水のパワー

時事通信社「金融財政ビジネス」第11159号（7月3日発行）「巻頭言」に寄稿

株価上昇と株主還元

時事通信社「金融財政ビジネス」第11150号（5月25日発行）照一隅に「点々」として寄稿

米国の国立公園制度に学ぶツーリズム

本稿では、インバウンド観光についてコロナ禍以降の状況を概観したうえで、世界有数の観光立国を目指すうえで克服すべき課題について考察する。

インバウンド観光大国に向けて

時事通信社「金融財政ビジネス」第11136号（3月27日発行）照一隅に「点々」として寄稿

デフォルトとセキュリティ

時事通信社「金融財政ビジネス」第11129号（2月20日発行）に寄稿

事業敗者に優しい社会へ

時事通信社「金融財政ビジネス」第11118号（1月5日発行）照一隅に「点々」として寄稿

淀橋に思う〜相続手続きのデジタル化

皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、今年も色の話から。今年の干支にちなみ、兎の目の色である「ピンク」を取り上げます。

時事通信社「金融財政ビジネス」第11109号（11月21日発行）照一隅に「点々」として寄稿

風呂の湯と水をかき混ぜるのは誰？

時事通信社「金融財政ビジネス」第11101号（10月17日発行）に寄稿

災い転じて福となす

時事通信社「金融財政ビジネス」第11097号（9月29日発行）照一隅に「点々」として寄稿

蕎麦とソバ

出張の目的は、札幌とその周辺の不動産プロジェクトの視察と観光業界の現状把握である。札幌大通り周辺では、古いビル群の建て替えが進行し、タワーマンションも建設中。屋上や大通り公園のビヤガーデンも夜遅くまで賑わっていた。

夏の北海道

時事通信社「金融財政ビジネス」第11079号（7月11日発行）照一隅に「点々」として寄稿

インバウンド観光再開へ

猛暑で涼しく過ごすにはエアコンが必須です。しかし、今年の夏は電力不足が懸念されるため、政府は7月頭から9月末まで、全国レベルで節電を要請しました。これは7年ぶりのことです。

日本の夏、節電の夏

時事通信社「金融財政ビジネス」第11072号（6月13日発行）に寄稿

資産所得倍増に向けて

時事通信社「金融財政ビジネス」第11063号（5月9日発行）に寄稿

物価上昇と地方経済

脱炭素に向けた個々の企業の取り組みが合理的だとしても、日本全体で見た場合に、不整合が生じないように政策を推進する必要がある。本稿では、「森が多く平地が少ない」国土の特徴を踏まえ、脱炭素の観点から植林の意義と太陽光発電の拡充策について考えてみたい。

国土制約と脱炭素

時事通信社「金融財政ビジネス」第11048号（２月28日発行）照一隅に「点々」として寄稿

新しい資本主義とは

時事通信社「金融財政ビジネス」第11038号（1月17日発行）に寄稿

日銀金融システムリポート・ヒートマップの示唆は？

黄色と黒の組み合わせは、非常に鮮明なコントラストになり、警告色と呼ばれます。黄色は有彩色の中で最も明るい色である一方、黒は最も暗い色なので、黄色が一層目立つのです。このため、黄色×黒は、踏切や工事現場の看板などで、危険を知らせるために使われます。

時事通信社「金融財政ビジネス」第11026号（11月18日発行）照一隅に「点々」として寄稿

「断捨離」とデジタル化

魚肉練り製品需要減少の背景を、直感的に推測してみよう。仮説１は、日本人の魚離れ。仮説２は、家庭でおでんを調理する際の手間と煮込み時間の長さが敬遠されている。仮説３は、練り製品で使用される添加物が敬遠されている。

おでんの季節に考える～よりサステナブルな加工食品へ～

時事通信社「金融財政ビジネス」第11010号（9月6日発行）照一隅に「点々」として寄稿

命を守る英語

2021年7月26日　岩手経済同友会例会での講演録（同会会報「いわて経済同友」８月号に掲載）

コロナ禍が経済社会に遺すもの～元に戻る変化、戻らない変化

時事通信社「金融財政ビジネス」第11001号（7月29日発行）に寄稿

デジタル時代の住宅展示場

今後も、グローバル化と地球温暖化の進展に伴い、日本への感染症の移入リスクは高まっていくものと予想されます。したがって、政策面では、感染症を媒介する生物への対処と感染予防、治療法の確立、国民への情報発信に注力する必要があります。

日本の夏、緊張の夏

時事通信社「金融財政ビジネス」第10982号（5月13日発行）照一隅に「点々」として寄稿

緩和と適応

岩手経済研究所「岩手経済研究」2021年5月号（4月30日発行）に寄稿

広くてスマートな岩手

時事通信社「金融財政ビジネス」第10970号（3月15日発行）に寄稿

株式投資の恩恵は誰に？

時事通信社「金融財政ビジネス」第10963号（2月8日発行）　照一隅に「点々」として寄稿

択一ではない選択

映画「2001年宇宙の旅」をご存じでしょうか。1968年に米国で初公開された宇宙FS映画です。監督はスタンリー・キューブリック。以前から宇宙映画は多数ありましたが、宇宙船や宇宙空間の映像のリアリティと美しさは別次元のものでした。

2021年宇宙の旅

コロナ禍では、赤は感染の危険を示す色、青は医療従事者の方々等への感謝を表す色として、世界共通に使われています。赤と青のイメージは、太古からの地球や人間の活動に根付くものだから世界共通になり得るのです。赤は血や炎の、青は海や水の象徴色です。

時事通信社「金融財政ビジネス」第10953号　照一隅に「点々」として寄稿

アテンション・プリーズ〜旅客機の後輪

時事通信社「金融財政ビジネス」第10939号　照一隅に「点々」として寄稿

街歩きで占う東京の新常態

「金融ジャーナル」2020年10月号　創刊60周年企画　寄稿

【提言】地域金融機関のビジネスモデルを考える～リレーションシップ・バンキングの再定義～

時事通信社「金融財政ビジネス」第10926号

コロナの長雨と傘の役割

当社は、ウイズ・コロナ、アフター・コロナ双方の視点で、クライアントの皆様のビジネスの本質に立ち返って、原点から対応策を考えます。同時に、「非接触社会」においても有効なデジタル技術を活用することによって、コロナ後の「新常態」に適合するソリューションを、クライアントの皆様とともに見出していきたいと考えております。

コロナの夏を迎えて

本稿では、キャッシュレス決済の愛好者が直面する悩み（＝財布忘れ等）について、解決法を考える。

財布＜スマホ＜電気

見た目と実際の違いは、新型コロナウイルス感染状況にも通じる。感染者数が最大の東京都では、新規感染者数は4月17日にピーク（204人）を記録して以降、減少傾向にある（図1）。よく報道される単純な時系列グラフは日々の振れが大きい。都は振れを均すため、直近7日移動平均を公表している。5月17日の直近7日移動平均は16名と、ピーク以降で最低となった。感染のピークは4月半ば過ぎだったのか、またこの数字だけで感染落ち着きと評価してよいだろうか。

見た目と実際～新型コロナウイルス感染データの見方

時事通信社「金融財政ビジネス」第10892号

暇つぶしのコストと効用

私は1978年に東北大学に入学し、4年間を仙台で暮らした。その際、近所の精肉店で買い物をする度に違和感を覚えたものである。店主が客に他に注文はないかと聞くとき、「あとは良かった？」と過去形で質問するからだ。これは仙台地方の方言なのかと思ったが、北海道でもみられる用法だという話を聞いた。

雇用形態と日本語の変化

時事通信社「金融財政ビジネス」第10879号　照一隅に「点々」として寄稿

法律とプログラム

皆様、明けましておめでとうございます。令和初の新年、いかがお過ごしでしょうか。
わが家では、お正月の鏡餅に蜜柑（みかん）をのせますが、正式には、橙（だいだい）という柑橘系の実をのせるそうです。橙は落実せずに年を越すので、「代々栄えて縁起が良い」からと言われています。

時事通信社「金融財政ビジネス」第10862号 寄稿　照一隅に「点々」として寄稿

インバウンド3.0

具体的には、決済データが包含する情報の「粒度」と「頻度」の２つの軸で比較する。粒度とは情報の細かさであり、本稿では「いつ、誰が、どこで、何に」支出したのか（４W）に注目する。粒度が高い（細かい）ほど利用価値が高い。頻度は新たなデータが取得できるまでの期間（日次、月次等）であり、頻度が高い（短い）ほど利用価値が高い（図１）。

決済データの粒度と頻度

時事通信社「金融財政ビジネス」第10850号 寄稿

「いつか来た道」のようで違う道

時事通信社「金融財政ビジネス」第10846号 寄稿　照一隅に「点々」として寄稿

所有する喜び、シェアする利点

時事通信社「金融財政ビジネス」第10832号 寄稿

デフレ脱却とキャッシュレス化

政府は4月9日、日本銀行券（E１万円券、E5千円券、E千円券）と500円硬貨の様式変更（以下「改札」）を公表した。2024年度上期をめどに新紙幣と硬貨を発行する予定だという。前回の改札は2004年11月なので、20年振りの一大イベントである。財務省によれば、その目的は「偽造抵抗力の強化等」とされている。

日本銀行券の改札と現金需要

時事通信社「金融財政ビジネス」第10821号　照一隅に「点々」として寄稿

通帳の功罪

時事通信社「金融財政ビジネス」第10813号 寄稿

お台場の銀行店舗

時事通信社「金融財政ビジネス」第10795号　照一隅に「点々」として寄稿