東京都事業 「Tokyo Robot Collection」
先端技術を用いたサービス実証ロボットに係る公募選定結果について

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳 圭一郎、以下 当社)は、平成31年度から引き続き、先端テクノロジーショーケーシング事業「Tokyo Robot Collection」(以下、本事業)を事業プロモーターとして実施しています。
本事業は、先端技術を用いたロボットによる新しい社会実装モデルをショーケース化することで、東京の未来の姿とそれを支える日本の技術力を国内外へ発信することが目的です。
本事業では、東京都内に社会実装モデル実証フィールドを設定し、ロボットが人間と共存しつつサービスを提供することで、東京都の抱える社会的課題(感染症対策、労働力の確保、移動手段の充実、外国人観光客の受け入れ環境の整備など)を解決する姿を国内外へPRしていきます。
2020年7月21日~7月30日、「宿泊療養施設等の感染症対策に向けた実証」に使用するロボットの公募を行いました。数多くの応募の中から、外部有識者による厳正な審査の結果、下記の通り実証実験に使用するロボットを選定しましたのでお知らせします。

1 事業概要

東京都が委託した事業プロモーター(NTTデータ経営研究所)が、東京都の課題解決に資するロボットを募集し、実証フィールドごとに複数台選定して、実証に係る支援を行います。実証を通じて得られた結果をもとに、導入効果や有効性及び社会実装に係る課題等を検証するとともに、社会実装モデルのショーケース化に向け、本実証や先進的な取り組みを国内外に向けてPRします。

<事業スキーム>
事業スキーム

2 実証内容

実証概要及び選定ロボットは以下の通りです。なお、実証内容や実施時期は実証フィールド提供者との調整により、変更となる場合があります。詳細は特設サイト(URL:http://www.tokyo-robottech.tokyo)をご参照ください。


実証概要
実証テーマ 宿泊療養施設等の感染症対策に向けた実証
実施場所

都内ビジネスホテルの客室およびフロア廊下、ロビー

実証フィールド
提供者

ルートインジャパン株式会社

実証日時

2020年8月27日から2日間

実証概要

東京都では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の1つとして、軽症者等の宿泊療養施設を運営しております。
本実証では、軽症者等の宿泊療養施設の様々な課題に対し、解決に資するロボットの実証を行います。


軽症者等の宿泊療養施設に近い構造である都内のビジネスホテルをフィールドとし、配送や警備、清掃等の業務を、ロボットにより非対面、非接触で実施することで、対応スタッフや宿泊療養者の負担が軽減し、感染リスクを低減する実証を行います。


また、一般的なホテルや福祉施設等においても、感染症流行下で安全にサービスを提供することは課題であり、本実証を通じてそれらの施設での課題解決にも応用可能な、発展的な実証を目指します。

選定ロボット
No. イメージ図 ロボット名/【種類】 応募者/URL
1
MB−CL02【清掃】 CYBERDYNE株式会社/https://www.cyberdyne.jp
2
SEED-Noid【検温】 THK株式会社/https://www.thk.com/
3
Lifter付き SEED-Mover【自動搬送】 THK株式会社/https://www.thk.com/
4
ペイシェントウォッチャープラス【見守り】 株式会社アルコ・イーエックス/https://www.alco-ex.jp/
5
ロボホン【コミュニケーション】 シャープマーケティングジャパン株式会社/https://www.sharp-sbs.co.jp/
6
自動搬送ロボット【自動搬送】 シャープマーケティングジャパン株式会社/https://www.sharp-sbs.co.jp/
7
エフロボ・クリーン【清掃】 フィグラ株式会社/http://www.figla.co.jp/
8
どこでもナースコール・見守りセンサー【見守り】 株式会社フジクラエンジニアリング/https://www.fen.fujikura.jp
9
PALRO(パルロ)【コミュニケーション】 富士ソフト株式会社/https://www.fsi.co.jp/

※アルファベット・五十音順にて記載

【本事業に関するお問い合わせ先】


株式会社NTTデータ経営研究所
情報未来イノベーション本部
先端技術戦略ユニット
Tel:03-5213-4223(月~金10:00-17:30 )
E-mail :

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