東京都では、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策の１つとして、軽症者等の宿泊療養施設を運営しております。
本実証では、軽症者等の宿泊療養施設の様々な課題に対し、解決に資するロボットの実証を行います。

軽症者等の宿泊療養施設に近い構造である都内のビジネスホテルをフィールドとし、配送や警備、清掃等の業務を、ロボットにより非対面、非接触で実施することで、対応スタッフや宿泊療養者の負担が軽減し、感染リスクを低減する実証を想定しています。

また、一般的なホテルや福祉施設等においても、感染症流行下で安全にサービスを提供することは課題であり、本実証を通じてそれらの施設での課題解決にも応用可能な、発展的な実証を目指します。

ルートインジャパン株式会社

2020年8月27日から2日間

客室およびフロア廊下、ロビー
※フロアは貸し切りで実施いたします

東京都の軽症者等の宿泊療養施設と似た構造として、模擬的に都内ビジネスホテルにて実証を行います。
一般的な都内ビジネスホテルでの通路幅や客室構造において、ロボットを動作させる必要があります。
※実証を行う具体的なビジネスホテルは、決定後お伝えいたします。

軽症者等の宿泊療養施設を含む、宿泊施設全般の感染症対策や、新しい日常、業務に資すると考えられるものを広く募集します。

【例】

• 搬送（客室への物資の搬送、客室からの回収）
• 音声対話（施設への依頼等、宿泊者の心理的負担軽減等）
• 手続き支援（利用開始、終了等）
• 見守り（宿泊者の容体急変の検知）
• 警備（適切な区域管理の支援）
• 清掃（ロビーや宿泊フロア等の清掃の自動化）
• ゴミの排出時における感染症対策
• 消毒
• その他

以下のいずれかの目的に適うロボットや先端技術が、複数動作している実証を想定しています。

• 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の宿泊療養施設において活用が期待されるもの
• その他一般的なホテルや福祉施設等における業務において非対面・非接触での実施が期待できるもの

安全対策のため、フロアは貸し切りで実施いたします。