ローカル5Gを用いたスマート農業実証プロジェクト
~ゆず生産の効率化と生産者の確保・育成をめざす~

株式会社NTTデータ経営研究所を代表機関として、一般社団法人日本の農村を元気にする会、NTTコミュニケーションズ株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、株式会社エムスクエア・ラボ、国立大学法人北海道大学、高知県安芸農業振興センター、高知県農業協同組合、株式会社土佐北川農園、北川村、安芸市の11機関は、ローカル5G※1を用いたスマート農業の実現に向けた実証事業(以下、本実証事業)の採択※2を受け、2022年8月より実証を開始いたしました。

1.実証事業概要

本実証事業では、高知県北川村および安芸市のゆず農園を実証フィールドとして、農園にローカル5G基地局を設置し※3、4K360°カメラやスマートグラス等のIoT機器を活用した、①モバイルムーバーを用いた自動防除ソリューション、②スマートグラス等を用いた新規就農者遠隔指導ソリューション、③自動防除・新規就農者遠隔指導のシェアリングサービス、の3つのテーマで実証を行い、ゆずの生産コストの低減、新規就農者の確保及び育成をめざします。

2.実証事業期間

総務省事業  :2022年9月12日(月)~2023年3月17日(金) 【予定】

農林水産省事業:2022年8月17日(水)~2024年3月31日(日) 【予定】

3.実証事業の実施場所

  • 高知県北川村内のゆず農園
  • 高知県安芸市内のゆず農園

※1 通信事業者以外の様々な主体(地域の企業や自治体等)が、自ら5Gシステムを構築するもの

※2 本実証事業は、総務省の令和4年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」および農林水産省の令和4年度「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」の採択を受けて取り組むものです。

※3 北川村内のゆず農園ではローカル5G基地局またはLTEを活用して、安芸市内のゆず農園ではキャリア5Gを活用してソリューション検証を実施する

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ経営研究所
社会システムデザインユニット 四国L5G実証事務局
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