新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業に係るロボット等プロジェクトの結果を公開しました
~神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」~

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳 圭一郎)は、「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」(以下、本事業)を神奈川県から受託し、課題解決事業者として実施をしています。

本事業は、ロボット等(新型コロナウイルス感染症対策に資するロボットやIoT機器をいう)の実装および実装に向けた実証(実装を想定している環境下での運用テストをいう。以下、実証)を強力に推進し、効果検証を踏まえ、ロボット等を実装したモデルケースの創出を目指しています。

あわせて、実装に向けた手順や、期待される効果などをまとめた手順書を作成し、広く周知することで、新たな実装施設の増加および県内ロボット等関連企業の事業機会の拡大につなげます。

ロボット等プロジェクトの実証の結果をとりまとめ、2022国際ロボット展にて出展いたしますのでお知らせします。

1 事業概要

本事業では、県が選定した施設(医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 以下、「施設」という。)において、施設の利用者、労働者の双方が使いやすいロボット等を利活用することにより、施設の目指す、新型コロナウイルス感染症の院内感染の防止や、施設内での様々な業務の代替、医療従事者が本来業務である医療に専念できる環境整備・サポートの変革の実現に資するプロジェクトの実証(以下、プロジェクト)および効果検証を実施するとともに、実装を検討する他の施設が実装に向けた取り組みに活用できるよう手順書を作成し、取り組みの展開活動を行います。

プロジェクトは、実証後に施設での実装・運用を目指す本格検証と、将来の施設への実装可能性等を確認する簡易検証のいずれかの形式にて実施します。

2 事業スキーム

本業務における応募者(以下、ロボット等企業)は、県が委託した課題解決事業者(エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所)の支援のもと、施設にて、ロボット等の実証を実施します。

実証の実施スキームは以下の通りです。

<事業スキーム>
<事業スキーム>

3 実証の結果

実証の結果を以下のように取りまとめ、2022/3/9から2022/3/12まで東京ビッグサイトで開催される2022国際ロボット展に出展いたします。なお、本格検証で実施した実証プロジェクトは、実装に向けた手順書として、事業で実施した手順等を詳しく記載して後日公開いたします。

<実証プロジェクト>

プロジェクトテーマ ロボット等企業 実証結果
本格検証 フロア案内ロボット THK株式会社 詳細はこちら
入退院説明ロボット 株式会社大塚商会 詳細はこちら
院内誘導ロボット 株式会社NTTドコモ 詳細はこちら
搬送(重量物)ロボット カンタム・ウシカタ株式会社 詳細はこちら
移動支援ロボット 株式会社Piezo Sonic 詳細はこちら
清掃ロボット CYBERDYNE株式会社 詳細はこちら
簡易検証 看護業務支援ロボット 凸版印刷株式会社 詳細はこちら
職員の検温、勤怠、ストレスチェック管理を支援するAIアシスタント リスク計測テクノロジーズ株式会社 詳細はこちら
搬送アシストロボット 日本精工株式会社 詳細はこちら

※本格検証は募集テーマ順、簡易検証は五十音順。

問い合わせ先

問い合わせ先メールアドレス:

【本交流会に関するお問い合わせ先】

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
情報未来イノベーション本部
先端技術戦略ユニット
ロボット・AIグループ
担当:清水(しみず)、吉原(よしわら)
Tel:03-6256-9836(月~金10:00-17:30 )
E-mail :

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