クロスインダストリー領域で、“産業発展に必要な新たな金融・決済インフラの構築”と“ビジネス創出”の両面で価値提供できる存在

当ユニットは、金融・決済分野をコアとしつつ、社会の変革を捉え、クロスインダストリー(金融・法人・公共の業際領域)での価値提供を行うことを目指して、戦略構築から実現に向けた支援まで幅広くコンサルティングを実施しています。業界の垣根を越えた最適化・デジタル化・高度化を支援すること、「産業×金融」のクロスインダストリー領域で、金融業界に留まらない金融ビジネス戦略立案及び戦略に基づく実行支援、官公庁・自治体に対する政策立案・実行支援を行っています。

加藤 賢哉

執行役員 / パートナー / ユニット長

大手システムインテグレータを経て、1994年NTTデータ経営研究所入社。主に法人分野における事業戦略立案、ビジネスモデル変革、業務プロセス改革、DXグランドデザイン策定など、企業経営に関わる改革構想立案・計画策定から実行・定着支援までをトータルに支援するコンサルティングに強みを持つ。特に、消費財ビジネスの製配販バリューチェーン横断での構造改革、デマンド・サプライチェーン戦略、顧客接点改革などに多く取り組む。また、経営戦略立案、経営管理・管理会計などの経営管理手法の高度化などの経営管理分野、およびグループ事業再編、新規事業会社設立(JV含む)でも実績をもつ。近年では、金融・決済分野のプロジェクトも多く手掛けている。

主なクライアント

官公庁(経済産業省、金融庁)、団体(キャッシュレス推進協議会、JCA)、銀行(メガバンク・地方銀行)、カード会社(地銀系)、事業法人(通信、鉄道、スーパー、旅行、商社)など

プロジェクト

地域金融機関のペイメント戦略及びデジタルバンク(BaaS)事業企画
地域金融機関のマルチペイメントポートフォリオ戦略の構築と、外部企業との連携を含めたデジタルバンク事業(BaaS)の設計を支援。新たな顧客体験を提供することを念頭に、アプリ機能と金融プロダクト(口座、ローン、後払い、投資)への導線設計を実施。地域有力企業と地域金融とのBaaS連携のビジネスモデルや収益シミュレーションを支援。
鉄道グループ会社の顧客マーケティング戦略策定支援
決済(クレジットカード・ポイント)を起点とした新たなプラットフォーム事業とデータ利活用事業の戦略策定を実施。ポイントサービスのアプリ化を起点に、鉄道グループの顧客体験を持続的に高めるアプリサービスとデータ利活用のための機能定義・体制整備、これらの実現に向けたロードマップを策定。
決済代行会社の新規事業戦略構築
中長期のキャッシュレス決済環境(制度、社会、経済、テクノロジー)のトレンド分析、競合動向分析を踏まえ、集中する事業領域の特定とアライアンスパートナーの抽出・選定を実施。特に、加盟店(SME)のデジタル対応やサプライチェーンに着目した、B2B決済・金融領域の新規事業を導出。

求職者の皆様へ

当ユニットは、コンサルタント同士が相互に尊敬し合い高めあえる関係を築き、個性の中から新たな知を創出することを大事にしています。プロジェクトは、一人のコンサルタントが様々なクライアントやテーマに参画する機会が豊富で、最初から専門分野を限定せず、多様なプロジェクト経験を通して自らの専門性をみつけ、それを磨いていきたいという志向を持った方には最適な環境です。
このような環境で自らを更に成長させたいという方、積極的に当社のドアをノックしてあなたの“志”を聞かせてください。心からお待ちしています。