~人間に聞き、人間を知り、人間に寄り添う~ コグニティブサイエンスとデータサイエンスを強みにした専門家集団

当センターでは、2016年度に人間情報データベースというソリューションを開発しました。以降の継続的な取り組みで、現時点で全国5万人規模のモニターから性格、価値観、認知バイアスなどの人間の深い内面を知るためのデータを保有しております。消費者を理解したい、消費者の行動変容を促したいというニーズを抱えるクライアントに対して、人間情報データベースのデータを活用しながら当センターのコンサルタントがクライアントに伴走させていただく形でデータ分析や事業開発を支援しております。

加藤 浩治

常務取締役 / センター長

NTTデータの公共部門にて長年にわたり新規事業の開拓と事業管理に携わってきました。

【主な経歴】

2014年7月~事業部長として経営管理を行い、社員の意識改革と同時に、マイナンバー関連システム構築、衛星活用のデジタル3D地図サービスの本格拡大等新規ビジネスの立上げにより事業ポートフォリオの見直しを行う。

2018年6月~NTTデータ九州社長として、お客様との新規ビジネスの創出を目的として新組織を設立し、DXソリューションの活用やベンチャー企業への支援、協業により、新たな付加価値創出を企画。

2020年6月~NTTデータNJK常務取締役、システム開発部門を管掌。

2022年1月~NTTデータ経営研究所へ参画

主なクライアント

消費者理解や消費者行動変容をテーマに取り組んでいる消費財・耐久財メーカー、金融機関、HR企業、通信事業者、研究機関、官公庁など

プロジェクト

バイアス診断ゲームの開発
大手人材サービス会社様とともに、求職者や採用企業社員の認知バイアスを測定するゲームを開発しました。認知バイアスとは個人の思考や行動選択の癖を意味し、2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーニマンによって提唱されました。共同で開発したバイアス診断ゲームによって測定された認知バイアスは、求職者に適した企業のレコメンデーション、人材の適正な配置、人材育成などに利用されております。
消費者の香り反応予測ツールの開発
国立大学法人様、大手食品メーカー様とともに、消費者の香りの感じ方をAIを使って予測するツールを開発しました。従来は、企業が新たな香料を開発した際には、市場投入前に調香師やモニターによって香りを評価するのが一般的でしたが、当該ツールでは調香師やモニターなしでも香りの感じ方を予測できるようになりました。さらに、行動変容を促したい消費者像を設定すると(例えば、20代女性が仕事に集中できる香り)、それに合った香りを提案してくれる機能も実装しました。
人間情報データベースのデータ販売、データ取得支援、コンサルティング支援
当センターでは、人間情報データベースのデータ販売を行っております。また、人間情報データベースのデータ以外に新たなデータを取得したいというクライアント向けにデータ取得支援も行っており、人間情報データベースのモニターにアンケート、インタビュー、外部データとの連携などを行うことも可能です。さらに、専門のコンサルタントがデータ分析の支援や新規事業開発の支援も行っており、データ収集からビジネス成果を出すまで一気通貫で伴走させていただきます。

求職者の皆様へ

当センターは、「徹底的に人間を探求することで新たな価値を創造する」をパーパスにしております。そのために、コグニティブサイエンス、データサイエンスの力で人間や社会を洞察するというカルチャーを組織に浸透させ、クライアントとともに新たな事業やソリューションを世の中に生み出しています。現在、当センターでは心理学者、SIer、リサーチャー、データサイエンティストなどのバックグラウンドを持つメンバーがコンサルタントとして活躍しており、人間や社会に対して圧倒的な興味を持つ人財を募集しております。