社会のすみずみまで浸透しつつあるデジタル技術、このデジタル技術を用いた社会課題の解決に向けたコンサルティングを提供します。

5G、IoT、AI等デジタル技術の進化は加速しており、ビジネスの現場のみならず生活の場にも浸透しつつあります。そして、これらの技術は様々な可能性を秘めています。例えば、一次産業。デジタルの力を活用することで、農畜産事業者の方々の労働負荷を減らすことができ、最終的には働き方改革を実現できる可能性があります。また、少子高齢化の影響を受けて人員不足に悩む自治体。デジタルの力を借りることで業務の効率化を図り、職員の皆さんの負荷を軽減できる可能性があります。このようにデジタル技術を活用することにより社会に潜む課題を解決するためのコンサルティング、デジタル技術そのものの調査分析、さらには技術の有する負の側面に対応するための情報保護等に係るコンサルティングを提供しています。

村岡 元司

執行役員/パートナー/ユニット長

大手商社、シンクタンクを経て、2001年6月より現職。環境エネルギー分野を中心に、地球温暖化対策、事業戦略策定、スマートコミュニティ構想策定、環境インフラ輸出支援、エネルギーを起点としたまちづくりなど、幅広い実績を持つ。寄稿、講演多数。

著書に『PFI ビジネス参入の戦略』(B&Tブックス)、『図解 企業のための環境問題』(東洋経済新報社)、『環境倒産』(B&Tブックス)、『実践 PFI適用事業』(ぎょうせい)、『成功する! 地域発ビジネスの進め方』(かんき出版)、『詳解 排出権信託 制度設計と活用事例』(中央経済社)、『環境ビジネスのいま』(NTT出版)(いずれも共著)等

主なクライアント

中央省庁(総務省、経済産業省、厚生労働省、国土交通省、農林水産省など)及び外郭団体、地方自治体、デジタル関連民間企業

プロジェクト

スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)
■ 中山間地域の農業では、傾斜地が多いことによる作業安全性の確保の困難さや、経営面積が小さいことによる平地と比較して厳しい営農条件などの課題が存在。

■ 中山間地域に位置するゆず農園にローカル5G環境を構築し、モバイルムーバーの自動走行・遠隔監視制御による農薬散布、4K360°カメラを用いたバーチャル圃場訪問及びスマートグラスを用いた新規就農者遠隔指導の実証を実施。

■ ゆず生産における生産性向上・コスト低減等を実現。
孤独・孤立対策に関する地域連携推進モデル調査研究業務
■ 孤独・孤立対策推進法の成立に見られる通り、社会的な孤独や孤立は我が国の大きな課題。G7の中でも自殺率が最も高いのは我が国であり、無援死・孤独死等も大きな課題。

■ こうした社会課題に対応するための施策はスタートしたばかりの段階であり、生活者の現場である地域で孤独孤立対策を推進するためのモデル調査研究を実施。

■ エビデンスに基づく実態把握、孤独孤立対策として、ソーシャルメディアの可能性も検討。
Trusted Web共同開発支援事業に係る調査研究
■ デジタル化の進展とともに偽情報やフェイク動画等が増加。デジタル技術の基盤である情報の信頼性に不安を覚える事態が発生。

■ 要請に応じて提供したデータが、他目的に流用される懸念が増大。

■ こうした事態を踏まえ信頼できる情報の流通拡大を目指し、ユーザ自身が自らに関連するデータをコントロールすることを可能とし、データのやり取りにおける合意形成の仕組みを取り入れ、その合意の履行のトレースを可能とする等の仕組みを取り入れた実証事業を支援。

求職者の皆様へ

■ 高度なデジタル技術を生活の場、労働の場などの現場レベルの課題解決に利活用するとともに、データのコントロールをデータのオリジナルな保有者が自ら実施できる安心で信頼のある社会づくりを目指しています。そのため、さまざまな現場を重視し、現場が直面する課題を理解した上で、現場で利活用し易いシステムづくりに向けたコンサルティングを提供しています。

■ 自由度が高く、コンサルタントの関心のあるテーマ等を積極的に取り上げています。また、コンサルタントの皆さんがそれぞれにプロとして成長していける組織づくりを目指しています。

■ チャレンジ精神旺盛で、社会意識が強く、成長意欲の高い方が活躍し易い職場です。