社会課題と生活者の暮らしの接点、それが「地域」です。私たちは「ひと中心」の視点に立ち、もっと暮らしやすい未来を共創します。

地球規模での気候変動や生物多様性の危機、パンデミック、頻発化・極端化・超広域化する自然災害など、グローバルな視点から、サステナビリティやレジリエンスのことを考えざるを得ない時代に私たちは立っています。一方で、個々人のWell-Beingや多様な価値観の尊重なども重要なテーマとなっています。こうした社会課題と一人ひとりの暮らしの接点、それが「地域」の持つ顔の1つです。 地域未来デザインユニットでは、地域のリアルな問題・課題に対して、「ひと中心」のアプローチを重視しながら、様々な未来志向ソリューションを検討、提案、実装し、みなさんと一緒に「もっと暮らしやすい未来」を共創していきます。

江井 仙佳

ユニット長/パートナー

専門領域はソーシャルデザイン。大手コンサルティングファームなどを経て、NTTデータ経営研究所に参加。

地方創生、食とサステナビリティ、レジリエンス等をテーマとしつつ、未来洞察、ひと中心、インパクトエコノミー、持続可能な生産と消費(SDGs目標12)、エシカル、ルール形成などをキーワードとした政策立案や事業創出を担う。佐渡島や越後川口、淡路島などにおいて、地域共創ラボの運営に携わる。日本都市計画家協会理事、東京大学まちづくり大学院特別講師ほか、各種政府委員等を歴任。

主なクライアント

内閣府・内閣官房、国土交通省、農林水産省、消費者庁、地方公共団体(都道府県、市町村)、NTTグループ会社、大手ディベロッパー など

プロジェクト

地域共創ラボの運営と地方創生の実践(佐渡島、越後川口、淡路島など)
クアトロヘリックス(産官学民)が共創する地域密着型のラボを複数展開。住民主導型、公共主導型、民間主導型など、地域特性にあわせた特徴ある共創拠点を形成。未来洞察やひと中心など、新たなソーシャルデザイン手法を率先して展開し、社会課題解決型ビジネス(例:エシカル食材地域商社)や地域人材の育成・協業などを通して、”本当の”地方創生を実践的模索。
社会課題解決型ソーシャルプログラムの企画・運営
国や企業とともに、社会課題解決志向のプログラムを企画・運営。農林水産省・消費者庁・環境省の「あふの環プロジェクト」では、100を超える事業者・団体との連携のもと、食に関わる持続可能な生産と消費を推進。NTTグループのサステナブル・スマートシティ・パートナー・プログラムでは、Well-beingの最大化を目的としたまちづくりを支援(例:ひと中心のスマートシティISO、人々の満足度や幸福度の可視化手法SUGATAMIの開発など)。
地方公共団体のケイパビリティ向上を通じた地域活性化
地域づくりの主要なプレイヤーの一つである地方公共団体。そのケイパビリティ(組織的な強み)の向上をハンズオン型でサポート。例えば、少子化対策や高齢者福祉などにおいては、政策立案ツールを国の府省庁との連携のもと準備し、職員向けの育成プログラムとして全国に展開。またロジックモデルや各種可視化ツール(住民の幸福度や温暖化効果ガスの削減比率など)を活用したEBPM(証拠に基づく政策立案)の導入、定着などをサポート。

求職者の皆様へ

「社会をよくしていくこと」に対して本気で取り組む仲間を求めています。社会に対してポジティブなインパクトをもたらすことが、経済性-売上や利益など-をも牽引していく、そんな時代が訪れていると認識しています。
環境や経済、人的な資源などの面において真にサステナブルな社会。安全で安心して暮らすことできるレジリエントで包容力のある社会。望ましい未来をデザインし、その実現にむけて具体的なアクションを起こしていく-。こうした営みの中で、自らのキャリア形成と自己実現とを図ろうとする方々と、貴重な人生の時間をともにしたいと考えています。