脳・神経科学、コグニティブサイエンス、データサイエンスの知見を持ったコンサルタントが調査、データ分析等を実施し、ビジネスの進化を実現します

脳・神経科学は近年著しく発展し、これまで扱えなかった「脳の情報」を扱えるようになりつつあります。全く新しい形でユーザーを満足させる商品の開発や、脳の病気の克服などより豊かな近未来の社会の実現が期待できます。 私たちは企画・研究開発から、実際の事業の伴走まで、多様なパートナーと共に実現をお手伝いします。 また、私たちは「人間情報データベース」として、全国5万人規模のモニターから性格、価値観、認知バイアスなどの人間の深い内面を知るためのデータを保有しております。消費者を理解したい、行動変容を促したいというニーズを抱えるクライアントに対してデータ分析や事業開発をご支援いたします。

加藤 浩治

常務取締役 / ユニット長

NTTデータの公共部門にて長年にわたり新規事業の開拓と事業管理に携わってきました。

 

【主な経歴】

2014年7月~事業部長として経営管理を行い、社員の意識改革と同時に、マイナンバー関連システム構築、衛星活用のデジタル3D地図サービスの本格拡大等新規ビジネスの立上げにより事業ポートフォリオの見直しを行う。

2018年6月~NTTデータ九州社長として、お客様との新規ビジネスの創出を目的として新組織を設立し、DXソリューションの活用やベンチャー企業への支援、協業により、新たな付加価値創出を企画。

2020年6月~NTTデータNJK常務取締役、システム開発部門を管掌。

2022年1月~NTTデータ経営研究所へ参画

主なクライアント

製薬企業、製造業(自動車・食品・飲料)、金融機関、HR企業、通信事業者、研究機関、官公庁、大学、教育機関など

プロジェクト

政府系脳科学研究開発プロジェクトの伴走
大型の政府系脳科学研究開発プロジェクトの研究遂行支援。一般向けの脳科学に関するドキュメントの作成から、ELSIに関わる対応方針の策定。さらに最先端の研究者たちとの議論を通して研究プロジェクトの全体像をつくるなど、多様な関係者と共にプロジェクトの成功を目指して伴走支援を行っています。
教育分野への脳科学研究の応用
より効率的・効果的な教育の実現に向けて、教育事業者(学校等)を対象として脳科学や教育工学等の知見に基づいて生徒の性質や能力、教師・保護者等の環境要因の評価や、科学的根拠(エビデンス)に基づく教育戦略・施策の提案を実施しています。
消費者の香り反応予測ツールの開発
東京大学様、味の素様とともに、消費者の香りの感じ方をAIを使って予測するツールを開発しました。従来は、企業が新たな香料を開発した際には、市場投入前に調香師やモニターによって香りを評価するのが一般的でしたが、当該ツールでは調香師やモニターなしでも香りの感じ方を予測できるようになりました。さらに、人間情報DBを活用し、行動変容を促したい消費者像を設定すると(例えば、20代女性が仕事に集中できる香り)、それに合った香りを提案してくれる機能も実装しました。

求職者の皆様へ

当ユニットは、脳・神経科学に特化したコンサルティングチームと、認知科学に基づきデータを収集し、活用するチームが存在します。
ただし、メンバーの専門性は様々です。脳・神経科学(ウェット系も)、コグニティブサイエンス、コンピューターサイエンス、データサイエンス、心理学等のバックグラウンドを持ったメンバーがいます。
もちろん、クライアントからの期待は高いので誰でもができる仕事ではないですが、自分自身にしかないユニークなスキルと、脳・ココロを通した産業・社会への貢献意欲があれば、挑戦できる環境です。
人間や社会に対して圧倒的な興味を持ち、新たな価値を世の中に生み出そうという意欲に満ち溢れた方、ぜひ一緒に働きましょう。