様々なことに対して、"自分がどう考えるか"を突き詰めること

Ebara Kei 荏原 圭

ビジネストランスフォーメーションユニット

松岡 良和 ユニット長 / パートナー

ユニット長から見た荏原 圭

お客様の立場や本質的な期待を正しく理解し、サイドバイサイドのコンサルティングで高いパフォーマンスを発揮し続けています。近年は自動車分野の事業戦略具現化の分野でリーダー的なポジションで質の高いサービスを提供しており、今後は事業開発も視野に入れた活躍を期待しています。

コンサルタントという仕事への興味と、公共・民間向けの幅広い経験ができること

コンサルタントという仕事を知ったのは大学2年生のタイミングでした。当時教育系のベンチャー企業でインターンをさせていただく機会があったのですが、そこの上長がコンサルティングファーム出身の方だったということがきっかけです。そこからコンサルティングという仕事を知り、就職活動ではコンサルティングファームを中心に見ていましたが、ローテーション制度で公共・民間向けの部署を両方経験できるというところが当社に入社する決め手になりました。

戦略策定だけで終わらず、実行まで伴走するコンサルタントを目指して

ここ1年半ほどは自動車部品メーカー様向けのソフトウェア事業戦略策定〜実行支援の案件に従事しています。CASEに代表されるように自動車業界を取り巻く変化が激しくなる中で、部品メーカーとして自動車×ソフトウェア・電子制御の領域で今後どんなビジネスポジションを目指すべきか?そのためにはどんなビジネスを作る必要があるか?などのお題をクライアントの中で立ち上げられたタスクフォースに入り込み、一緒に戦略を作り上げています。複数存在するタスクフォースの規模、メンバーの気質、与えられているお題などがすべて異なる中で、当社や自身に求められている役割や提供すべき価値を柔軟に変化させていくところが難しさでもあり、面白さでもあると感じています。クライアントもどこに向かえばよいか手探りの中、一緒に戦略を作り上げ、その戦略を実行・修正する中で少しずつ成果が出始めていくところに立ち会えた瞬間はこの仕事を始めてから一番達成感を感じました。

個人プレーではなく、チームで成果を最大化させること

新卒2年目の時に従事していた物流業界向けの次期基幹システム構想策定がとても印象に残っています。クライアントが現行の基幹システムを刷新するにあたり、バックオフィス領域の業務課題の特定と、次期基幹システムで課題をどう解決していくかを3か月ほどで実施するプロジェクトでした。当時社内の他部署でも評価が高かったプロジェクトマネージャー(以降、Kさん)から幸運にもかなり難易度の高い役割を任せていただきました。週次で行われるクライアントMTGに向けた論点・仮説設計~社内議論のリード~資料作成などを一手に引き受けていたのですが、当時の自分はこれらのタスクをすべて1人でこなさないといけない、と思い込んでおり、適切にKさんの力を借りることが出来ていませんでした。2カ月弱ほぼずっと空回りしつつも最終成果物をまとめ終わった後、「コンサルティングは個人プレーではなく、チームで成果を最大化するものだ。そのためには1メンバーの立場であってもプロジェクトリーダーを"使う"ぐらいの心構えで臨まないとダメだ」と気づきました。Kさん的にもすごくストレスフルな状況だったと思うのですが、最後まで自分と向き合い続けていただいたことには本当に感謝しています。いつかKさんに成長した姿を見せたいという想いは今でも持ち続けています。

個人として指名されるコンサルタントを目指して

現在はシニアコンサルタントという職階ですが、今後一つ上のマネージャーを目指すにあたり、会社ではなく1人のコンサルタントとしてクライアントからご指名いただけるようになりたいと考えています。上長にもたびたびこの考えを共有していますが否定されることはありません。むしろ「そのためにどんな仕事をやりたいか考えてみよう」と背中を押していただけています。このように、当社はコンサルタント一人一人の想いを尊重してくれる会社だと思っていますので、「自分はこんなことがやりたい」、と強い想いを持つ方にぜひ挑戦いただければと思います。