タフな環境で、スキルや知識だけでなく、一生モノの自信がついた

Nishida Masafumi 西田 昌史

ソーシャル・デジタル戦略ユニット

野中 淳 執行役員 / パートナー / ユニット長

ユニット長から見た西田 昌史

新卒入社から幅広いテーマに積極果敢にチャレンジする姿勢が自らの成長スピードを早めている。次世代を担う若手コンサルタントとして自分を磨き、先人達がやり残してきた複雑な社会課題を解決すべく活躍してもらいたい。

短い期間で多くの分野に触れ、成長できる環境を求めて

大学時代は、データ分析や統計解析を中心に学んでいましたが、特定の分野・テーマに関心があるというより、分析の方法論を武器に様々な分野の課題を解いていきたいという思いがありました。そのため、様々な分野のプロジェクトにかかわりながら、スピーディに自分のスキルを伸ばせる場所として、コンサルティングファームを志望していました。

正直、当社のことは採用イベントで聞くまで知らなかったですし、しばらくは数あるコンサルティングファームの1つ、くらいに思っていました。しかし、新卒入社後2年間で2部署を経験することができる制度や、マルチアサイン(同時に複数のプロジェクトに関与する方式)の制度があり、短期的に様々な分野の経験を積むことができそうだと考え、入社を決めました。

ヘルスケア領域を中心に、政策立案のための調査から民間企業の事業の検討まで、幅広く携わっています

現在は、ヘルスケア(中でも医療・介護・介護予防)領域のプロジェクトに関わっています。クライアントは官公庁、地方自治体、民間企業と多岐にわたります。加えて、まだ新卒2年目ということもあり、扱うテーマが明確に定まっているわけではないので、介護の現場の実態のアンケート調査をしているかと思えば、民間企業の医療領域での新規事業案を検討していたり、実に様々なプロジェクトに関わることができています。

今は、プロジェクトリーダーなど上位者の指示を受けてリサーチや資料作成をすることがまだ多いですが、上位者からの指示を消化するだけでなく、クライアントに納得してもらえたか、クライアントと良い議論ができるアウトプットになっていたか、を大事にするようにしています。クライアントに喜ばれるアウトプットが出せれば嬉しいですが、厳しいお言葉をいただくこともあります。クライアントの意向を踏まえながら、よりよいアウトプットが出せるような調査設計・コミュニケーション設計をする必要がある点は、クライアントワークならではの大変さだと痛感します。

「量」に原点回帰して、一生モノの自信がついた

新卒1年目の時に経験した、技術調査のプロジェクトが印象的です。とある民間企業が研究している技術が社会でどのように応用できるか、今後の研究開発における他社との協業/差別化の方向性を特定するプロジェクトだったのですが、文系出身の私にとっては門外漢の領域で、調べた文献の内容を理解するにも一苦労でした。

最初は領域を概観した文献を読み、ある程度仮説(この文献のファクトの裏にはこういうことが背景にあるのではないか、など)を持って深掘り調査をして、スマートに効率的に理解しようとしていましたが、自分が納得いくまでとことん調べつくすことが結局一番重要でした。

そのプロジェクトを一通り終えた後、リサーチのスキルは飛躍的に高まったと感じましたが、何より感じたのは、「事前によく知らない領域でも、粘り強く調べていけば理解できる」という自信だったと思います。新卒2年目に、全く畑違いのヘルスケアの領域のプロジェクトに関与することが増えましたが、このとき培った自信は今でも生きています。

恵まれた環境を生かして、まずは「どのような領域・テーマのプロジェクトでもリードできる存在」に

今後は、どのような領域・テーマのプロジェクトでもリードできる存在になれるように、自分で検討・設計できるパートを増やしていくと同時に、自身が専門家として立っていける領域を1つ持ちたいと考えています。当社の場合、若手のうちから情報発信や提案活動にも関わりやすい環境なので、そうしたものに取り組みながら、徐々に自分の名前を社外に広めていきたいです。

当社で仕事をする中で、体力的にも精神的にも大変な瞬間はありましたが、それを乗り越えられる「何か」があるかどうかが大事と感じます。「何か」は本当に何でもよく、成長意欲、知的好奇心の高さ、負けず嫌いさ、いろいろあると思います。ぜひ、タフな瞬間を乗り切る意欲がある方と仕事をしてみたいです。