全力の挑戦は当然。真摯な傾聴と献身で必ず成果を創出。これが私の信条。

Nagatochi Takenori 永地 健紀

ビジネストランスフォーメーションユニット

松岡 良和 ユニット長 / パートナー

ユニット長から見た永地 健紀

入社時の職階はシニアコンサルタントでしたが、事業戦略策定や技術マネジメント等の分野で常に「至高」のパフォーマンスを発揮し、僅か6年でアソシエイトパートナーのポジションに到達しています。今後はユニットとして象徴的な存在となる位置づけとなる案件の創出面で期待しております。

考えることが好きな「職人集団」が、複雑な問題に自由闊達に挑戦しているプロ育成道場

大学院を卒業後、素材メーカーに入社し、生産技術や商品開発に約5年従事しました。その後、幅広い見識を積みたいと考え、約9年前にコンサルティングファームに転職しました。充実した日々を過ごしていましたが、本来携わりたかった新規事業企画などの「攻めの案件」には携わる機会が無く、そのようなファームを求めていました。そのタイミングで当社を知り興味を抱きました。特に魅力的だと感じた点は「難問に対してオーダーメイドのアプローチを紡ぎだす姿勢」「若くても確固たる個があれば自由度高くチャレンジできるカルチャー」「諸先輩方の視座の高さ」です。ここで「攻めの案件に挑戦し、プロとして研鑽を積みたい」という思いから、入社を決意しました。

幅広い事業領域のクライアントを対象に、非連続的な事業成長に向けた成長戦略策定や技術戦略策定に注力

情報通信業界、自動車業界、ハイテク業界など、様々な事業領域のクライアントを対象に、非連続的な事業成長に向けた成長戦略策定や技術戦略策定に注力しています。最近では、「国内外のM&A/資本業務提携先の選定と対話支援」「事業展開シナリオ構想」「資金/人員計画策定」に取り組んでいます。担当する案件は事業インパクトが大きく、やりがいと同時に責任と心地よいプレッシャーを感じることが多いです。しかし、難しい案件に対して結果を出すことで、お客様からの「ありがとう」という感謝の言葉と、さらなる難しい案件に関するご相談をいただくことは、コンサルタント冥利に尽きるポイントです。我々の組織の特徴として官僚的な雰囲気は存在せず、個性を尊重する自由闊達なカルチャーが根付いています。例えば、シニアコンサルタントのポジションでも「自分が実現させたい社会やビジネスのビジョンを描き、それを提案し、更に自分の責任でプロジェクトを提案・デリバリーできる」環境です。そのため、何らかのWillをお持ちの方にとっては楽園の様な魅力的な場と考えています。

クライアントに「全力を尽くしても刺さらなかった」経験から、対話の場のメタ認知能力が向上

製造業クライアント向け新規事業構想プロジェクトは、特殊技術の「嬉しさ」を再定義し、「勝てる感」「できる感」「儲かる感」のある数千億円のビジネスストーリーを3カ月で具体化する難易度の高いものでした。経緯は以前ご支援したクライアントの別部門の方からのご紹介。難易度が高いため永地さんにぜひ支援して欲しいとご指名いただいた案件でした。ご指名いただいたため、自分自身も熱が入り、早期に仮説を構築し、関連領域の解像度を極限まで高めた状態でプロジェクトをスタート。しかしながら開始後2週間は、この道30年のクライアントの表情は明るくなく「対話が刺さっていない」様に感じました。自分の全ての力を出してもクライアントに面白みを感じて頂けなかった経験は初めてで、討議後は焦燥感から足が前に進まず、駅まで5分の道のりが30分かかる状態でした。「なぜ刺さらなかったのか?」内省を繰り返した結果「かっこいいことを言いたい」という執着がバイアスとして存在していることに気づきました。 その気づきを境に対話の場を俯瞰的に捉える能力が向上し、結果として「クライアントの発言の真意は何か?それを踏まえ、プロジェクトを建設的な方向に進めるために、何をどの様に伝えるべきか?」に対してミートする打率が高まり、最終的に同じクライアントから満面の笑みで「ありがとうございます!」と感謝いただき成長を強く実感しました。

パラダイムシフトを目指すリーダーと共に険しい山を登り、世の中に新しい変化を創っていきたい

自分の軸として大事にしていることは「嘘をつかない、人のせいにしない、損得で動かない」ことです。その様なコンサルタントで在り続け「クライアントが悩みを相談したいときに一番最初に電話を貰う存在になる」ことが直近の目標です。中長期的な目標は、コペルニクスのような「パラダイムシフトを目指すリーダーと共に険しい山を登り、世の中に新しい変化を創っていくこと」です。そのために、これから力を入れていきたいのは仲間を増やすこと。特に既存の業界構造やルールに対して課題感を持つ方や、将来何らかのテーマを掲げ、主体的に変革をリードしたいと思っている方。そんな志を持つ仲間と共に、新しい挑戦に取り組みたいです。