専門分野・サービス
専門領域
- サイバーセキュリティ(特にクラウドサービス・IoT)
- 物理的セキュリティ、空港・鉄道保安
- 営業秘密・限定提供データの保護
- IoT化された製品・機械の安全
研究レポート公開中
第1稿 https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2021/0512/
第2稿 https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2021/0525/
第3稿 https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2021/0702/
第4稿 https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2021/0903/
第5稿 https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2021/0910/
- 上記に関する海外制度
大手シンクタンクで安全・安心分野の調査研究に従事した後、現職。一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)理事。
サイバーとフィジカルの両面から、ITサービス、秘密、人命、公共スペースを守るための調査研究を実施。
最近は、ソフトターゲットテロ対策、サイバーフィジカル融合分野のセキュリティ対策(特に、IoT化された電気用品/ガス用品等製品の安全確保等)、秘密の漏えい/内部不正対策、グローバルビジネスにおける海外IT/営業秘密保護法制対応コンサルティング(ベーカー&マッケンジー法律事務所と協力し、コンサルテーションと法務サービスを融合したトータルサービスを提供)等に力を入れている。さらに、非営利の社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
(1) 東京工業大学キャリアアップMOT講座(CUMOT)サイバーセキュリティ経営戦略コース
https://www.academy.titech.ac.jp/cumot/cy/?_gl=1*16kycc7*_ga*MzUwNTUxNjM3LjE2MTExNTIxMDg.*_ga_VKBJ61GEPE*MTY1OTkyODAwNC4xMS4wLjE2NTk5MjgwMDQuMA
コースのコーディネータを務め、内容の企画から運営までを支援中。
このコースは、サイバーセキュリティ分野の戦略マネジメント層の人材育成に取り組む、数少ない先導的な社会人向けプログラムの1つである。
このコースは、経済産業省がサイバーセキュリティ経営ガイドラインVer2.0の付録Fとして公表している「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き ~変化するサイバーセキュリティリスクに対処するための組織の在り方と従事する人材の配置・役割分担~ 第2版」の29ページ(図表23)に掲載されている。
(2) 営業秘密保護推進研究会
我が国において営業秘密が法律上の保護を受けられる「合理的な管理」の実態と、「より高度な管理」としてのサイバーセキュリティ管理の望ましい姿について、持続的に研究・啓発を実施。年間3~4回主催する無料セミナーは好評を得ている。近年は、不正競争防止法に新しく導入された限定提供データ保護制度の普及啓発にも取り組んでいる。
同研究会セミナーでの直近での講演実績:
- 「秘密情報の保護ハンドブック」改訂の背景・狙い・重要ポイントと改訂内容の解説(2022年9月予定)
- 「組織における内部不正防止ガイドライン第5版」追記・改訂箇所の詳細と営業秘密保護に係るポイント(2022年6月)
(3) 空港保安の将来像研究会
訪日外国人観光客の急増、国内でのLCC運航の大幅な拡大、国際的なソフトターゲットテロへの不安の高まり、欧米・アジアハブ空港における新概念の保安検査場の登場及び検査機器の進化等の劇的な環境変化を受けて、わが国の空港保安が今後世界に後れを取らないために何にどのように取り組んでいくべきか、その処方箋を研究して提言している。現在までに行った提言は以下の通り。
■「先進的な空港保安」を我が国に広く根付かせるための処方箋
■「空港保安を効率化・高度化する統合空港運用管理センターとIT新基盤の提案」 - IoT・ブロックチェーン・AI の活用による複数空港の業務の一括効率運用-
■「統合空港運用管理センター構想(IAOCC)の実現に向けた第一歩 -効果を期待でき、早期に実現できる事業に向けた取組の提案-」
■「ニューノーマルにおける今後の空港保安のあり方 -提言発表に向けた考察」
■「ニューノーマル時代の我が国空港のデジタル変革と構造改革の構想」
■「ニューノーマル実現に向けての改革 空港に待たれるイノベーションとは」
■「とある旅客の航空機利用 ー将来の空港利用手順-」
また、2016年~2021年までの5年間の研究成果資料と、その内容を解説したセミナー映像を公開中。
主な活動実績
- 「組織における内部不正防止ガイドライン」の改訂に係る調査等業務(IPA)
- ニューノーマルにおけるテレワークとITサプライチェーンのセキュリティ実態調査(IPA)
- サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer2.0実践のためのプラクティス集改訂調査(IPA)
- 標準必須特許を巡る最新動向に関する実態調査(経済産業省)
- 海外におけるデザイン・ブランド保護及び新たな知財制度上の課題に関する実態調査(経済産業省)
- 不正競争防止法における渉外的な侵害事案等についての制度に関する調査(経済産業省)
- 電気用品等のIoT化等による安全確保の在り方に関する動向調査(経済産業省)本調査を通じて、経済産業省の「電気用品、ガス用品等製品のIoT化による安全確保の在り方に関するガイドライン」制定に貢献
- クラウドサービス提供におけるIoTセキュリティ対策及び情報開示に関する調査研究/クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン(第2版)Ⅳ.IoT サービスリスクへの対応⽅針編(総務省)
- 中国のサイバーセキュリティ戦略が我が国に及ぼす影響に関する調査
- プライバシー保護データマイニング技術の金融分野等への適用に関する調査
- 営業秘密保護制度に関する調査研究(経済産業省)
- Z世代に対する学びの機会の創出を通じた社会貢献 ~表現のプロを目指す大学生が取り組む社会貢献ゼミ活動を指導して~
- 課題に直面するサイバーセキュリティ 〜経済安全保障の基盤としての備えは十分であると言えるか〜
- 営業秘密保護推進研究会第17回オープンセミナー「秘密情報保護の最前線~経済産業省『不正競争防止法の将来課題に関する中間整理報告』のポイント」における講演
- 営業秘密保護推進研究会第16回オープンセミナー「内部不正対策はここが変わる ~IPA組織における内部不正防止ガイドライン改訂のポイント」における講演
- 業界報告「家電製品の遠隔操作のガイドラインの近況について」(一般社団法人日本電機工業会機関誌「電機」2021年10月号への寄稿)
- 「令和2年度産業保安等技術基準策定研究開発等事業」の調査報告書公表について ~令和3年4月28日公表の経済産業省「電気用品、ガス用品等製品のIoT化等による安全確保の在り方に関するガイドライン」制定のための調査検討結果を報告~ | NTTデータ経営研究所 (nttdata-strategy.com)
- ニューノーマル時代の我が国空港のデジタル変革と構造改革の提言 ~「空港保安の将来像研究会」の5年にわたる研究成果をオープンソースとして公開~ | NTTデータ経営研究所 (nttdata-strategy.com)
- 急激な進化を続けるスマート家電の遠隔操作の現状から見えてきた課題- IEC60335-1第6版の公開と予防安全機能によってこれからの製品安全設計はどう変わる? (jpcert.or.jp)
- 2019年8月13日 「新千歳空港のテロ対策」についてのNHK千歳支局からの電話取材依頼への対応(夕方18時からの北海道ローカルのNHK TVニュースで報道)
- 情報処理推進機構第10回コラボレーション・プラットフォームにおいて第2部グループディスカッション【テーマ1:クラウドセキュリティ管理基準と民へのインパクト】のファシリテーター(IPA)
- 営業秘密保護推進研究会第11回オープンセミナー「データを安全に利活用するための備えはできていますか?」のパネルディスカッションのモデレータ(APPTras)
- 総務省が公表した「クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン(第2版)」の「Ⅳ.IoT サービスリスクへの対応⽅針編」に係るポイントについて講演・解説(ASPIC)