株式会社NTTデータのグループ各社のコンサルタントが、現在注目すべきテーマ、業種、テクノロジーなどについて、将来像(フォーサイト)を示し、そこからバックキャストして「日本企業がいま、何をすべきか」をまとめた書籍、『フォーサイト起点の社会イノベーション 新たな価値を創出するため企業は何をすべきか』の解説動画を公開しましたので、お知らせします。
本書は、デジタル変革(DX)を最大限活用し、産官学連携による社会課題の解決、企業の成長力・競争力の再強化、新規ビジネスの創出を推進する環境を整備し、どのように社会・経営変革を進めていくかをテーマとし、次の3点を主な狙いとしています。
- 日本を元気にするための処方箋や考え方を提示
- フォーサイト起点での経営変革の重要性を示す
- 日本の強みにデジタルを掛け合わせ、社会課題を解決するアプローチを提示
今日の社会経済の大きな動向は、これまでのタンジブル(有形)なプロダクトの経済から、新たなコネクテッド・インタンジブル(つながりあった無形)なプロダクト・サービスの経済が興隆してきています。そのうえで、注目すべきテーマのトレンドとして「サステナビリティ」「グローバルサプライチェーン」「地域創生」「レジリエンス」の4つをとりあげ、注目すべき業界のトレンドとして「食と農業」「製造」「流通」「保険」「バンキング」という、大きな変化が予想される業界を取り上げています。
さらに成長を加速させるために注目すべきテクノロジーとして、「データドリブンな意思決定」「デジタル基盤」「AI」「数理科学」「デザイン」にも焦点を当てました。加えて、組織やそれに紐づく人材をどのように再編成・再構築すべきかを、7つのアクションに整理しています。そして最後に、組織の様々なレベルのリーダーに向け、どのように既存ビジネスのコアとなる強みを磨きつつ、デジタル技術を活用し自己変革を加速させ、新たな顧客価値を創出していくか、社会イノベーションを起こしていくかを、まとめています。
デジタル変革を推進する経営層やマネジメント層の方々、企業変革の取り組みを進めようとしている方々にとり、今後何をすべきかのロードマップづくり、アクションプランづくりへの示唆に富む一冊となっており、この度当社コンサルタントが執筆したパートについて、本人による説明動画を作成しました。ぜひご覧ください。
『フォーサイト起点の社会イノベーション 新たな価値を創出するため企業は何をすべきか』は、全国の書店およびオンライン書籍ストアで日本経済新聞出版より2024年4月22日に発売されています。
解説動画
第1章 「フォーサイト起点」による社会イノベーションの必要性
代表取締役社長 山口 重樹
第2章 注目すべきテーマのトレンド 「サステナビリティ」
ユニット長/エグゼクティブパートナー 村岡 元司
第2章 注目すべきテーマのトレンド 「地域創生」
ユニット長/パートナー 江井 仙佳
第3章 注目すべき業界のトレンド「食と農業」
シニアマネージャー 新見 友紀子
第3章 注目すべき業務のトレンド 「保険」
アソシエイトパートナー 松田 耕介
第4章 成長を加速させるため、いま注目すべきテクノロジー
データドリブンな意思決定/デジタル基盤/AI/数理科学/デザイン
第5章 高い変革力・成果創出力を持つ組織に必要な7つのアクション
室長/パートナー 長安 賢
第6章 新たな顧客価値を創出し、社会イノベーションを起こしていくために
代表取締役社長 山口 重樹
NTTデータの書籍特集ページはこちらから
書籍情報
価格 :2,750円(税込)
ISBN :9784296122783
発行日 :2024年04月22日
著者名 :NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ 編著
発行元 :日本経済新聞出版
ページ数 :412ページ
判型 :四六判
Amazonからのご購入はこちらから