地域を取り巻く環境は大きく変化し、人口減少や少子高齢化、環境問題、インフラクライシスなど、今後従来の手法では解決できないパラダイムシフトが起きることが予測されており、地域の持続性が危ぶまれています。
また、社会システムの変容が顕在化しており、システム同士が自律的につながり一人ひとりの多様な幸せ(well-being)が実現できる人間中心の社会を形成しようとする動きもみられます。
こういった変化は、地域社会において「前例」にこだわらない新たな解決手法を生み出していくことを要請しています。さらにはVUCAの時代と言われる通り、不確実性が高く、デジタルがその変化を加速していく時代においては、これらの変化がさらに大きくなっていくことから、対応は急務といえます。
一方で行政は、これまでトップダウンの固定的なガバナンスを踏襲してきており、多様性や変化への対応が難しいという側面があります。また、行政には「無謬性」という、失敗できない文化が存在し、住民の課題に寄り添って改善を繰り返すことが難しいという指摘もあります。そのため従来の行政的手法で地域課題を解決していくことの限界が来ているといえるでしょう。
このような中、弊社では、地域DXを進めるうえで、「住民と共に創る」というアプローチが重要と考えています。そこで、なぜ住民と共に創ることが重要なのか、その際にどのような手法が有用なのか、気を付けるべきポイントは何かなどについてReDesign Talk「住民と共に創る地域DX」と題したセミナーでお届けいたします。多彩なゲストとの対話を通じてこれら課題を深掘りし、地域の未来を描くヒントを発見してまいります。
なお、こちらのイベントは4月26日の第1回目以降、定期的に複数回(全4回程度)で開催を予定しております。
開催日時および申し込み方法
日時 | 22022年4月26日(火) 15時00分~16時30分 | ||
参加形式 | オンライン開催(後日YouTubeでの配信予定) | ||
プログラム | プレゼン① 三重県CDO(最高デジタル責任者) 田中 淳一 | ||
プレゼン② 北欧研究所代表 ロスキレ大学准教授 安岡 美佳 | |||
パネルディスカッション | パネリスト 三重県CDO(最高デジタル責任者) 田中淳一 | ||
パネリスト 北欧研究所代表 ロスキレ大学准教授 安岡美佳 | |||
モデレータ NTTデータ経営研究所 河本 敏夫 |