サービス概要
本サービスは、SDV(Software Defined Vehicle)化に伴う事業環境の変化を捉え、目指すべき将来像の構想から、解くべき経営アジェンダの特定、実行ロードマップの策定までを一貫して支援するコンサルティングサービスです。
次世代のモビリティビジネスでは、販売後もソフトウェアを通じて製品の価値を継続的に高めていくことが競争力の源泉となります。こうした環境のなかで、自社が蓄積してきた量産品質や現場知見といった強みをどう活かし、進化させるかが重要な論点です。
これに伴う変革は、特定の部署や工程にとどまりません。ソフトウェアファーストを前提とした開発体制への移行、データ利活用、新たな品質保証プロセスの確立、部門横断の意思決定や責任分担の再定義まで、その範囲は事業全体に及びます。
本サービスでは、各社がこれまで培ってきたアセットを基盤とし、事業戦略、組織・開発体制、データ活用、品質保証の各観点から次世代のグランドデザインを描きます。そのうえで、自社の強みと事業特性に即した実効性のある変革へと導きます。
コンサルティングアプローチ
新たな価値創造を志向する完成車メーカー(OEM)・次世代の事業モデル構築を目指すサプライヤー、それぞれの立場に応じて、将来像の策定から実行ロードマップの策定までを一貫して推進します。
まず、市場・技術環境の変化、競争環境の地殻変化を踏まえ、各社がSDV時代における目指すべき将来像を整理します。次に、自社が保有する開発能力、品質保証力などのアセットを見極め、今後のコアコンピタンス(競争力の源泉)を明確化します。そのうえで、各社の役割や責任に応じた最優先の経営アジェンダを設定し、短期の即効策と中長期の組織能力強化を組み合わせた、実効性の高いロードマップへと落とし込みます。
アプローチ一覧
1. 市場・技術・競争環境の変化分析
SDV化に伴う市場変化を捉え、強化すべき事業機会と重点領域を特定
2. 国内外専門家ネットワークを活用した調査
国内外の有識者知見を活用し、先進事例・将来動向を把握するとともに、事業機会を多面的に検証
3. 事業戦略構想
自社の強みを活かした、目指すべきSDV将来像のグランドデザイン
4. 経営アジェンダの逆算整理
将来像からバックキャストし優先的に取り組むべき経営アジェンダを明確化
5. 実行ロードマップの策定
「データ活用を見据えたソフトウェア開発エコシステムの高度化」や「開発における要件〜検証までの一気通貫な仕組み整備」など、具現化に向けた道筋を策定
得られる効果
- SDV時代における「勝ち筋」の明確化
これまで培ってきた開発能力、品質保証力、現場知見などを起点に、SDV時代において自社がどの領域で価値を発揮し、どのように競争優位を築くべきかを明確にできます。
- 経営リソースを集中すべき「優先アジェンダ」の特定
開発基盤の強靭化、データ利活用、品質保証の高度化、部門横断の意思決定など、複雑に絡み合う論点の中から、経営層が「今、何を優先して決めるべきか」の判断基準が定まります。
- OEM・サプライヤーの事業特性に即した「現実的な変革シナリオ」
業界共通の総論ではなく、各社の商流上の役割、保有アセット、収益モデルの違いを踏まえた、個社固有の地に足の着いた進め方を描けます。
- 経営判断から現場の実行までを繋ぐ「ロードマップ」
「次に何をすべきか」の優先順位と時間軸が明確になるため、経営層の意思決定から現場の立ち上がりまでをタイムラグなしに進められます。
実績
- 次世代モビリティ領域における市場・技術動向の分析と事業化検討支援(自動車会社)
- ソフトウェア開発高度化に向けた組織変革のための経営アジェンダとロードマップ構想(自動車会社)
- SDV先進企業の組織・技術・検証・開発プロセスに関する調査(自動車会社)
- ソフトウェア開発体制強靭化に向けた競合動向調査(自動車会社)