デジタル技術の進展がもたらすグローバルビジネスにおいて、地政学的リスクに対応する実践的な戦略論
サティッシュ・ナンビサン教授は、デジタル技術がグローバル化を加速させる一方で、地政学的にビジネス環境が複雑化している現状を踏まえ、「グローバル化」と「地域化(ローカリゼーション)」という相反する力の中でいかに競争力を維持・強化するかの重要性を論じ、書籍『 The Digital Multinational:Navigating the New Normal in Global Business 』を出版しています。
本動画では株式会社クニエのシニアマネージングディレクターである笹川亮平氏と対談し、デジタル技術の進展がもたらすグローバルビジネスの新たな環境に対応するための実践的な戦略を解説し、中心的な概念である「タイト&ルーズ・カップリング(tight and loose coupling)」を通じて、多国籍企業がグローバルのパートナーや子会社とどの程度緊密に連携するかを示しています。
グローバルビジネスを展開する企業にとって具体的な示唆に富んだ内容となっており、各社の今後の事業戦略にも大いに参考になるため必見です。
【 スピーカー 】
サティッシュ・ナンビサン(ケース・ウェスタン・リザーブ大学 教授)
笹川 亮平(株式会社クニエ シニアマネージングディレクター)
【 目 次 】
- ダイジェスト
- 本対談および関連書籍の概要
- デジタル多国籍企業におけるグローバル戦略
- インテリジェント・ハブとインテリジェント・エッジ
- 日本企業のサプライチェーンの今後
- クロージング