独自のコアを最大化するための補完戦略で競合との差別化を図る
当社社長の山口とハーバード・ビジネススクール教授フェン・ジュ氏による対談では、デジタル時代における伝統的企業の競争戦略がテーマです。
フェン・ジュ教授は、GAFAMのようなビッグ・テック企業と競合する中で成功する企業を「スマート・ライバルズ」と名付け、独自の強みを活かし顧客中心主義を徹底すること、プラットフォームやエコシステムの構築、競合との協力、破壊的変化への適応など6つの重要戦略を提示しています。
具体例として、ドミノ・ピザがデジタル技術を駆使した配達サービスを確立したことで成長し、同社の株価がテクノロジー大手を凌ぐ成長を遂げたことが紹介されています。また、顧客の真のニーズ把握やデータ活用の重要性、プラットフォームビジネスへの移行の課題と可能性、さらにはエコシステムを活用した価値共創の事例も詳述。
伝統的企業がデジタル時代に繁栄するための具体的な示唆に富んだ内容となっており、これらの洞察は、各社の今後の事業戦略にも大いに参考になるため必見です。
【 スピーカー 】
フェン・ジュ(ハーバード・ビジネススクール教授)
山口 重樹(NTTデータ経営研究所 代表取締役社長)
【 目 次 】
- イントロダクション フェン・ジュ教授紹介、対談概要
- 書籍『Smart Rivals』の概要
- 自社の強みを増幅させる方法
- いかにして競争に勝つか
- 日本企業とビジネスパーソンへの提言
- クロージング