戦略とイノベーションの世界的権威ベンカット・ベンカトラマン教授に聞く、IoTとAIが作りだす新たなビジネス戦略とは
当社代表取締役社長の山口重樹氏とボストン大学クエストロム経営大学院教授のベンカット・ベンカトラマン氏による対談では、デジタル技術が物理的な製品やサービスをどのように変革し、企業がこれらの技術を活用して新たなビジネスモデルを構築する方法について議論されました。
対談の中では、ベンカトラマン教授はデジタル・マトリックスとフュージョン戦略(=物理的な製品とデジタル技術の融合)を強調し、アセットヘビー産業におけるデジタル化の重要性を指摘しました。
特に製造業企業は、デジタルパートナーと協業することで新たな能力を創造でき、IoTとAIを活用して製品の使用状況をリアルタイムに理解し、顧客に価値を提供することができるようになります。
フュージョン戦略においては4つの戦場があり、フュージョン製品の設計、プロセスの最適化、サービス提供、ビジネスモデルの構築が重要であると同教授は説いています。特に製造業やDXに携わるビジネスリーダーにとって、必見です。
【 スピーカー 】
ベンカット・ベンカトラマン(ボストン大学 クエストロム経営大学院教授)
山口 重樹(株式会社NTTデータ経営研究所 代表取締役社長)
【 目 次 】
- イントロダクション
- コネクテッド・インタンジブル・エコノミー
- デジタル・マトリクスからフュージョン・ストラテジーへ
- リアルタイムデータとAIのインパクト
- フュージョンストラテジーの原則と事例
- クロージング