サービス概要
これまで、大手プラットフォーマー等が様々な場面でパーソナルデータを独自に収集し、これらを活用したビジネスにより大きな利益を上げてきました。昨今では、AI、IoT機器、ネットワーク等の進化や、国によるマイナポータルAPIの整備等に伴い、様々なパーソナルデータの収集が可能な環境が整ってきています。こうした環境下で生まれた概念が情報銀行です。
情報銀行とは、個人が自らのパーソナルデータ(個人情報を含む、個人に関する様々なデータ)を提供する相手先企業や利用目的を指定したうえで提供し、パーソナルデータを活用する企業はその対価としてフィーを支払うほか、個人に合った商品・サービス等を個人に還元する仕組みを提供する機能体を指すものです。
現在では、情報銀行の仕組みを利用することで、個人の意思のもと、様々なパーソナルデータを多くの企業で安全且つ厳格に利活用出来る環境が構築されています。さらに、異業種のパーソナルデータを掛け合わせることで、新たなサービスを創出することも期待されています。
当社では、政府動向の調査・分析、将来動向のアウトルッキングといったマーケティング/レポーティング機能のご提供のほか、情報銀行を組成・運用されようとする法人企業の皆様の企画・立案・運用に至るまで、さらにパーソナルデータを活用した新規サービスの導出に向けた作業までを様々な角度からご支援することが可能です。
コンサルティングアプローチ
【情報銀行の仕組みを利用したサービス提供を目指される場合】
自社の保有するパーソナルデータだけでなく、異業種のパーソナルデータと掛け合わせたユースケースの検討を行います。ユースケースの検討にあたり、他社も参加するアイデア出しのためのワークショップの開催についてもご支援いたします。また、ユースケースの検討後、ユーザーアンケートやインタビューによるユースケースの検証作業やビジネスモデルの具体化等にまで至るトータルでのご支援機能の発揮が可能です。
【情報銀行の仕組みの構築・運用を目指す場合】
情報銀行やパーソナルデータ流通等に関する最新政府動向、市場ニーズ、競合他社動向等を分析し、情報銀行事業実施に向けた戦略立案やオポチュニティ導出をご支援します。
また、個人情報保護法等を含めた関連法規制の整理・把握のほか、情報銀行事業の認定制度を踏まえた実施事項の洗い出しや実施計画の策定までも一貫してご支援いたします。
得られる効果
- 自社のパーソナルデータに加え、異業種のパーソナルデータや、国のマイナポータルAPI利用によるパーソナルデータ等を掛け合わせた場合等、多面的な新規サービス創出が可能
- 新たに情報銀行事業運営を目指す場合の、具体的なアクションプログラムをご提供
実績
- 情報銀行ビジネス検討支援(民間企業)
- 情報銀行に係るビジネスモデル策定支援(民間企業)
- 情報銀行中長期戦略作成支援(民間企業)
- 情報銀行ビジネスモデル検討支援及び各種調査業務(民間企業)
- 「情報銀行間連携に係る実証事業」報告書作成支援(民間企業)