logologo
社会課題

医療データの利活用

サービス概要

国民に提供する医療サービスの質向上と医療の効率化(生産性向上)の観点から、医療情報の利活用に注目が集まっている。

医療情報の利活用は、患者に対するサービス提供と2次利用による新たなサービス創出の可能性という2つの側面がある。前者は、個人の同意に基づき、本人に寄り添った医療サービス或いは効率的な医療提供のために医療機関間或いは医療機関と介護、行政等との連携がユースケースとなる。さらに昨今では、健康データ(PHR)を医療機関と連携する動きも活発である。他方、後者は、医療機関や保険者等に蓄積された医療等のビックデータを、政策立案或いは新たなサービスや製品の開発に活用するシーンがある。こちらは統計情報、匿名加工した情報(仮名加工情報含む)の活用となる。

将来に向けて大きなビジネス機会となることを予感させるがものの、個人情報保護法による規制、情報利活用に対する国民の不安感、連携する情報の標準化、マネタイズの不確実さ等の理由から、継続性のあるエコシステムの構築には至っていない。個人情報を保護しつつ、連携基盤構築から、個人向けのサービス設計、2次利用を視野に入れたマネタイズの検討等、医療情報利活用を切り口としたエコシステム構築を伴走型で支援する。

content-image

コンサルティングアプローチ

コンサルティングの進め方(例)

Step1 地域課題の調査及びグランドデザインの策定/サービス設計

  • 地域課題や医療リソース調査を通じて、地域での医療提供全般にかかるグランドデザインの策定や医療サービスにおける情報連携のあり方検討、また具体的なユースケースの検討とサービス設計、および事業資金の獲得支援を実施。

Step2 環境整備

  • 情報連携するための基盤構築やユースケースに合わせたサービス(アプリレイヤー)の構築/開発の支援

  ※基盤開発やサービス開発は事業者が実施し、当社がPMOを担当

  • 構築した基盤/サービスの効果検証のため、PoC計画の策定及び実施、評価を実施。

Step3 事業化支援

  • 構築した環境を持続するためのマネタイズを含むエコシステムの検討
  • 情報の2次利用の可能性や2次利用によるビジネスのフィジビリティ調査と事業性評価を実施

得られる効果

  • 地域の医療課題の解決に向けたグランドデザインや実現のための情報連携基盤、新規サービス/製品の設計、構築
  • 医療等情報利活用分野における新規サービスの事業化に向けたビジネスモデル、ロードマップ、アクションプラン等の策定
  • サービス事業化に向けたエビデンス収集(PoCを通じたデータ収集、分析)
  • 医療情報の利活用を通じた地域におけるエコシステムの構築
  • 上記による住民の健康増進、健康寿命の延伸効果、医療機関等における生産性向上、行政による適切な施策立案等

実績

  • 医療版情報銀行構築に向けた検討
  • 企業コホートの実現に向けた検討
  • 遺伝子情報を活用した新規サービスの構築
  • ●●市「デジタル健康プラットフォームの構築」

メディア掲載

TOPProfessional Services社会課題医療データの利活用