サービス概要
現在、顧客のニーズは多様化の一途を辿っていますが、それだけではなく、より根源的なニーズへの対応が求められるようになりました。そんな中、市場では、至る所で、従来の業態の枠を超えた激しい競争が始まっていますが、「枠を超えて」いるが故に、自社の製品・サービスが侵食されていることに、気づくことすらできないケースも増えています。
そんな中で、生き残るためには、デジタル技術や、自身が収集したデータはもちろん、第三者の提供するデータ等も駆使して、大きく4つのマーケティング改革を推進する必要があります。(図1)
多様化した顧客ニーズに応えるうちに、分断されすぎたセグメントを統合しつつ、より根源的な顧客ニーズに応える「サービスへの転換とメガブランド化」、顧客とのコンタクトチャネルや、販売チャネルを、デジタル技術を用いて高度化する「コンタクト/流通チャネルの強化」、異なる支払意思(WTP)を持つセグメントに適切な差異を設定し、最適なプライシングを実現する「セグメント差異に対応した柔軟なプライシング」、マーケティングの様々なプロセスや、判断を可能な限り効率化する「マーケティング自働化」です。
そしてこれらのマーケティング変革を推進するうえでは、組織の壁を越えて、マーケティング4P全体のOODAサイクルを、迅速に回す仕組みが欠かせません。
コンサルティングアプローチ
図1に示す改革を実現するべく、貴社保有の顧客データに留まらず、当社やNTTデータグループが有するユニークな3rdパーティーデータを活用することで、徹底した顧客視点での検討を行います。
また、当社の特徴として、NTTデータグループが持つ、データ分析や統計モデルの活用ノウハウを活用すること、そしてこれらを中心に据えたマーケティングプロセス(データドリブンマーケティング)を確立することで、組織の壁や、マーケティング4Pの壁を越えた、最適なマーケティングミックスの実現を目指します。
得られる効果
- 「サービス」への転換とメガブランド化による売上向上
- コンタクト/流通チャネルの強化による売上向上、顧客リレーション強化
- セグメント差異に対応した柔軟なプライシングによる売上向上、利益率向上
- マーケティング自働化による効率化、コスト削減、利益率向上
実績
- 飲食チェーンにおける新規店舗コンセプト検討支援
- 通信企業における新規サービス検討支援
- 文具メーカーにおけるサービス化製品構想策定
- 大手小売グループにおけるオムニチャネル戦略検討支援
- 大手小売グループにおけるグループ横断マーケティング・顧客統合構想策定
- 旅行代理店におけるダイナミックプライシング検討支援
等 多数