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データ&インテリジェンス

データガバナンス

サービス概要

データガバナンスとは、データの管理・運用を実行していくデータマネジメントに対して、必要なプロセスやルールを策定し、統制することを指します。

昨今はDXの浸透により、あらゆるデータを取得し、効果的に活用していこうという動きが高まってきていますが、それに伴い、データの取得元がステイクホルダーや自社工場のIoT、お客様向けアンケート、自社サイト、SNS等、多岐にわたることでデータが自社内に散在するようになりました。一方、それらのデータの取り扱いや運用が個別に行われて全社的な統制が利かないためにインシデントが発生し、レピュテーションリスク(風評リスク)にさらされるケースも出てきました。これらのリスクを回避するためにも、全社的な統制を図り適切なプロセスやルールの下でデータを扱いながら、データ活用のリスクを最小化しつつ、効果を最大化していくことが求められています。

我々は、企業内で保持されるデータの管理や利活用に関するプロセスやルール等を整備することで、データのコントロールと活用促進による価値貢献の両立を図るご支援をしてまいります。

コンサルティングアプローチ

まずは現状を把握すべく、ヒアリングを通じてデータガバナンスに関する問題点を洗い出します。その上で、真っ先に止血すべきポイントを特定し、対応方針を整理しつつ、データの取得から管理、運用、破棄に至るまでのライフサイクルに応じて必要な検討事項を整理して対応方針を策定します。

画一的なアプローチではなく、クライアントのデータマネジメントレベルやビジネスモデルに応じて、情報セキュリティポリシーや個人情報取扱ポリシー等のポリシー策定、外部データの購入やデータの販売等に関する契約面の統制・クラウドストレージの利用統制の方針策定、全社的なデータマネジメントプロセスの整備、データ価値評価体系の整備、マネジメントプロセスを監督するにあたっての役割や体制の定義、データマネジメントプロセスやルールの継続的改善等の支援を行っていきます。

また、策定したプロセスやルールに準じてデータアーキテクチャ設計やデータ品質管理、セキュリティ等の運用が見直されているかの監督を行うことも必要なため、データマネジメント実行組織との連携も行っていけるようご支援することもあります。

得られる効果

  • データマネジメントの拠り所となるプロセスやルールの確立により、適切なデータマネジメントの実現に寄与
  • ポリシー策定や契約管理等により法令を確実に遵守することで、セキュリティやレピュテーション等のリスク低減を実現
  • データマネジメントプロセスの継続的改善

実績

  • データマネジメントプロセス策定支援
  • データマネジメントにおけるセキュリティポリシー策定支援