logologo
News Release
ニュース・リリース

NTTデータ経営研究所、ベガルタ仙台による
ケミカルリサイクルプロジェクトにアドバイザーとして参画

~日本のプロスポーツイベント初の取り組み~
スポーツビジネス
2025.06.20
株式会社ベガルタ仙台
株式会社NTTデータ経営研究所
heading-banner2-image

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下 当社)は、株式会社ベガルタ仙台(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:板橋秀樹、以下 ベガルタ仙台)が推進する、日本のプロスポーツイベント初のケミカルリサイクルによる完全循環を目指したプロジェクト「ケミ・リサSENDAI」に、アドバイザーとして参画しています。

本プロジェクトは6月22日の明治安田J2LEAGUEヴァンフォーレ甲府戦から取り組みを開始しますのでお知らせします。

【背景】

ベガルタ仙台は、地域・住民・クラブの三者がともにメリットを共有しながら地域課題を解決していくことを目指し、地域に根ざした持続可能な企業=ローカル・ゼブラ企業 1 としての役割を果たすべく、日々活動しています。

その一環としてスタートした「ケミ・リサSENDAI」は、従来のマテリアルリサイクルでは困難だった食品用途での再利用や品質の維持を可能にするケミカルリサイクルの技術を活用し、スタジアムで使用されるプラスチック容器の完全循環を目指す、日本初の挑戦です。

1 事業を通じて地域課題解決を図り、域内企業等と協業しながら、新たな価値創造や技術の活用等により社会にインパクトを生み出しながら、収益を確保する企業

【プロジェクトの概要】

「ケミ・リサSENDAI」では、スタジアムグルメなどで使用されたプラスチック容器を回収し、ケミカルリサイクル 2 工場で一度分子レベルにまで分解。そこから再度プラスチックとして再構成し、食品容器として再利用することで、資源の完全循環を目指します。

本プロジェクトは、株式会社高速、東商化学株式会社、東洋スチレン株式会社、株式会社pyro、一般社団法人未来のテレビを考える会、仙台市と連携して推進しており、それぞれの技術やノウハウを活かした循環型社会モデルの共創に取り組んでいます。

2 使用済みプラスチックを熱分解し、一度分子の状態に戻してから再度プラスチックに重合する手法。ヴァージン材と同等の物性のため、食品容器や高品質材にも使用でき、低炭素かつ高度なリサイクルが可能なシステム

content-image

本プロジェクトの詳細については、以下、ベガルタ仙台公式特設ページをご覧ください。  

■ケミ・リサSENDAI 特設ページ

https://www.vegalta.co.jp/contents/chemical-recycling/

【当社の関わり】

本プロジェクトにおいて当社は、プロジェクトの取り組み内容や成果が、関係者間で合意形成され社外へ価値訴求できる形で整理・発信されるよう、以下の支援を行ってまいります。

  • 関係者間の納得感を醸成し、将来的なマネタイズにもつながる視点でのインパクト指標の設計支援
  • インパクト指標を定量的に測定するための必要データの特定、および取得・分析手法に関する助言
  • インパクトの可視化に向けた検討内容の整理とレポート作成支援

当社では今後も、スポーツ・まちづくり・テクノロジーを横断したコンサルティングを通じて、スポーツを活用した経済的・社会的価値の創出と、企業の経営課題と社会課題の両立、そしてスポーツ産業の持続的な成長に貢献してまいります。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ経営研究所

コーポレート統括本部 ブランド推進部

Tel:03-5213-4016

E-mail:webmaster@nttdata-strategy.com

サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ経営研究所

ビジネストランスフォーメーションユニット

平林・加埜(かの)

E-mail:sportsindustry@nttdata-strategy.com

TOPWhat’s NewNTTデータ経営研究所、ベガルタ仙台による ケミカルリサイクルプロジェクトにアドバイザーとして参画