◆職業生活全般に満足している人は約6割(58.0%) |
― |
「職業生活全般について、現在満足しているか否か」を尋ねたところ、「非常に満足している」(3.2%)と「まあ満足している」(54.8%)を合わせ、6割弱(58.0%)が満足している。 |
|
◆「職業生活全般に満足しているグループ」と「職業生活全般に満足していないグループ」の間では、会社の満足度で、62.2ポイントの差がある。続いて、「仕事の面白さ」55.8ポイント、「職場の働き易さ」53.0ポイントの差と続く。 |
― |
「職業生活全般に満足しているグループ」では、「会社に満足している人」が約7割(73.1%)に対して、「職業生活に満足していないグループ」では、「会社に満足している人」は約1割(11.0%)である。
|
|
◆女性は、6割超で職業生活全般に満足、男性と比べ6.7ポイント上回る。 |
― |
「職業生活全般について、現在満足しているか否か」を性別でみると、女性は、「非常に満足している」(2.2%)と「まあ満足している」(61.0%)を合わせて、63.2%が満足している。一方、男性は、「非常に満足している」(3.5%)と「まあ満足している」(53.0%)を合わせて、満足している人は56.5%にとどまっている。
|
|
◆勤務している会社の業績が、業界平均よりも高いと感じている人は、約4割(43.8%)。自分自身の働きぶりが周囲から評価されていると感じている人は、約5割(51.1%) |
◆3.11東日本大震災発生時(14時46分)の所在は、「会社の普段勤務している場所」が最も多かった(64.9%)。 |
― |
過半数(64.9%)を超える人が「会社の普段勤務している場所」で東日本大震災を経験した。次いで自宅が1割弱(9.8%)と続く。 |
|
◆「震災発生直後に会社から安否確認の連絡は来なかったし、自分からも報告しなかった」割合は5割弱(47.8%)に上る。 |
― |
次いで、「会社から安否確認がきた」割合が3割強(33.1%)と続く。「会社から安否確認がきた」割合は従業員規模別では、5,000人以上が4割を超えて高く、業種別では「通信・メディア業」、「コンピュータ・情報サービス業」が相対的に高い。また、「外資系企業」は46.1%と、「日系企業」(29.4%)を大きく上回る。 |
|
◆「会社から安否確認あり」の層は、「会社から安否確認なし」層よりも、職業生活全般の満足度、会社に対する満足度が高い。 |
― |
「職場の働きやすさ」、「信頼できる経営戦略・会社の一体感」、「社員を大切にしてくれる会社という実感」を得られている割合が高い。 |
|
◆3.11東日本大震災後の仕事や職場等の状況について、なんらかの気づきがあった人は約6割。 |
― |
なんらかの気づきがあった人のなかでは、「仕事があることの大切さを実感した」人の割合は3割(29.9%)で最も高く、次いで「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に対する関心が高まった」が2割弱と続く。 |