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2017年7月20日

AI/ロボットによる”業務代替”に対する意識調査 ~AI時代に求められる人材 環境変化に備える「上位7.7%」~

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川島 祐治、以下 当社)は、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本良江)が提供する「NTTコム リサーチ」登録モニターで、首都圏および都市部で働くオフィスワーカー約1,000名を対象に、AI/ロボットによる業務自動化に対する意識調査を行いました。

調査の結果見えてきたのは、AI時代に対するポジティブで”楽観的”な思考です。集計の結果、自分の仕事のうち、AIに代替される領域は3割程度と考える傾向にあることがわかりました。

また、来る”AI時代”に対してスキル獲得や活動領域の多様化など、具体的な準備をしている人はかなり少数派(9%)で、それらの中から新しい環境変化に適応し活躍しうる、”上位7.7%”の人物像が見えてきました。

【背景】

 今、AI/ロボットに関する議論が盛んです。AI/ロボットに仕事を奪われてしまう、という「AI脅威論」も多く存在する一方で、AI/ロボットを有効に活用すれば我々の生活価値・労働効率性が高まる、という希望論も存在しています。2017年時点での、日本のオフィスワーカーの意識はどのようなものでしょう。来る”AI時代”。自らの職を奪われてしまうことに戦々恐々としているでしょうか?それとも新しいテクノロジーの活用余地に期待を持って、待ち望んでいるでしょうか?
 当社は、都市部で働く約1,000名に対して、AI/ロボットによる業務自動化に対する意識調査を行いました。彼らの意識を可視化し、もはや”止められない潮流”と考えられるAI/ロボットによる環境変化に適応し、新たなルールの中で活躍できる人物像を明らかにするためです。

【調査結果 概要】

  • 「仕事はまるごと消えない。テクノロジー代替は3割程度で、7割の仕事が"手元に残る"」、「将来的に自分の仕事を代替するのは、テクノロジーよりもむしろ"自分以外の人間"」と考える傾向
  • 「コミュニケーションや創意工夫が必要な仕事は、引き続き人間が行うだろう」、一方で、「手順とルールが決められた業務は自動化されるだろう」と考える傾向
  • テクノロジーによる業務代替。過半数が"ポジティブ"
  • 「業務へのシステム、AI、ロボット等による人間の仕事の代替について、どのように感じますか」
    →「非常に楽しみであり効果に期待している」「期待をもっている」などのポジティブな回答が59%
  • AI・ロボット化に対して具体的な準備を行っているのは9%
  • さらにその中から、「環境変化に強い、上位7.7%の人物像」が判明。このグループは異動や転職等の環境変化にも適応する傾向、また、所属する職場での貢献実感が高く自己肯定感が強い


【本件に関するお問い合わせ先】

■ 報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
コーポレート統括部 経営企画部
広報担当
Tel:03-5213-4016 (代)
E-mail :


■ 内容に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
事業戦略コンサルティングユニット
野中淳 / 中田元樹
Tel:03-5213-4130 (代)

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