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2005年5月27日

中国における製品安全データシート(MSDS)及び安全ラベルの作成支援サービスの開始について

 

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:若山 彰)は、平成17年6月1日より中国において化学物質や製品を販売される日本企業に対し、中国版製品安全データシート、安全ラベルの作成支援サービスを開始いたします。

平成17年度における売り上げは5千万円/年、受注件数500件/年を目指し、平成18年度には、2倍の売り上げ規模を計画しております。

製品安全データシートは10万円/件(税抜き)、安全ラベルの作成は1万2千円にて提供いたします。さらに、株式会社NTTデータの提供する環境情報サービス「エコロジー・エクスプレス」の会員には前述提示価格の20%減の特別価格にて提供いたします。


中国は急激な経済成長に伴い、欧米をはじめ、海外化学品の輸入が加速しています。その結果、化学品の生産と消費が増加しており、市場が拡大しつづけております。統計によると、2003年における化学品総生産は約9000億元となり、GDP総額の10%を占めるようになりました。その一方で、危険化学品の生産及び就業者への安全性が求められており、環境安全管理が強化されつつあります。こうした背景において、「危険化学品安全管理条例」、「安全生産法」、「職業病防治法」にてMSDS(中国ではCSDS:Chemical Safety Data Sheetという)の資料提供が規定されております。更に、製品の包装に安全ラベルを貼付し、提供したデータの正確性と信頼性を保証し、そのデータの真実性に対して責任を負うことを「危険化学物品登録管理方法」にて義務付けられております。

日本の事業者が化学物質や製品を中国に出荷・販売する際には、取引先の相手方に対して、その製品に関する化学物質の情報を資料として提供する必要があります。この資料には、化学物質の安全な使用・取扱いをするための、製品、会社情報、製品の組成、危険有害性の特定、就業者への安全対策および緊急事態での対応など16項目にわたる詳細な情報を記載せねばなりません。これを化学物質安全性データシート(Material Safety Data Sheet)と呼んでいます。安全ラベルは製品名、安全対策措置方法、連絡先などの情報を記載する必要があります。


以上


お問い合わせ先
   
株式会社NTTデータ経営研究所

i-community戦略センター  担当:青野、王、貝谷

TEL:03-5467-6350
FAX:03-5467-3493
住所:〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティー東急ビル
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