2004年12月17日
e-ラーニングによるCSR教育コンテンツ提供サービスの実施について
(ネットラーニング向け)
NTTデータ経営研究所(代表取締役社長 : 若山 彰)は、CSR(企業の社会的責任)への関心の高まりに対応して、株式会社ネットラーニング(代表取締役社長:岸田 徹)と協力し、平成16年12月24日より、インターネットを利用したe-ラーニングによるCSR教育コンテンツ『CSR(企業の社会的責任)の基礎知識』のサービス提供を開始します。 「企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility、以下CSR)」とは、企業が経済、社会、環境などの幅広い分野において責任を果たすことによって、社会と企業の持続的な発展を目指す取り組みです。 近年、世界レベルでこの「企業の社会的責任」に対する関心が高まっています。日本においても、グローバル企業はもちろんのこと、多くの企業が法令遵守(コンプライアンス)、雇用対策、労働安全衛生への対応、人権への配慮、環境対策などの取り組みを強化しています。CSRは、特定の部署や担当者だけが個別対応すればよいという類のものではありません。組織全体としての取り組みが必要不可欠であり、とりわけマネジメント層のCSRに関する理解とリーダーシップが求められています。 このような状況に対応して、NTTデータ経営研究所ならびにネットラーニングでは、CSRを組織全体で取り組むべき事象として認識し組織横断的な対応の検討を行う企業や自治体向けに、次のような導入のメリットを有するe-learningによるCSR教育システムを開発し、提供を開始します。 1.経営幹部クラスから、中間管理職、一般社員まで幅広い社員層への教育が可能 経営トップから、管理職、一般社員まで全ての社員が理解しておく必要のある内容を網羅したプログラムになっており、e-learningによりone to oneで自由に学習が可能です。また、社内の階層ごと、職場単位ごとの受講が可能ですから、まず経営幹部、次に管理職、そして、各職場単位というように、順次導入利用することにより、CSR対応について組織内での浸透を促進し、マネジメント層が率先してCSRに取り組んでいることを社内で認識させるとともに、組織包括的な意識レベルの底上げが可能です。これによって、リスクマネジメントの観点からも優れたCSRが実現できます。 2.豊富な事例と確認テストにより理解度の促進が可能 このプログラムには、実際に起こったCSR関連の事件やその対応に関する事例や項目ごとの確認テストおよび重要事項のレビューが設定してあり、CSRの理解に不可欠な項目の理解を深めるような設計が施してあります。加えて、研修履歴の管理や研修効果の測定が容易にできる仕組みを有しているため、集合研修等と比較して木目細かい教育を実現しながら、CSRの推進・管理部門にかかる多大な労力やコスト負荷の低減を図ることができます。 3.CSR報告書やステークホルダーとのコミュニケーションと連動した仕組み作りが可能 さらに、業種個別のコンテンツを提供したり、CSR/環境マネジメント/社会環境(持続可能性)報告書等と連動した仕組み作りが可能です。 NTTデータ経営研究所が有する最新の各種CSRや環境情報、環境・社会的側面に関する企業価値向上支援コンサルティング、および種々の社会問題解決やリスクコミュニケーション等に関するコーディネート力やノウハウを活用し、本e-learningプログラムを導入された企業様のCSR対応の状況を確認しながら、CSR評価の向上に向けた支援をご提供します。 また、ご要望いただいた企業や自治体には、その組織の特徴に対応したセミ・カスタム・メイドのCSR教育コンテンツもご提供可能です。 |
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以上
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