情報未来叢書
情報未来叢書は、当社コンサルタントが経営とITに関わる諸問題について、斬新かつ実効性ある分析やアドバイスをまとめ上げたシリーズです。
『環境ビジネスのいま』

書籍概要
NTTデータ経営研究所/編著
- 編著者:株式会社NTTデータ経営研究所
- 販売時期:2008年9月8日
- 出版社 :NTT出版
- 定価:2,310円(税込)
- ISBN :978-4-7571-2221-5
本書のポイント
- 環境問題は日々複雑度を増しているという問題意識から、環境問題の現場の“いま”を、構造的に捉え直し、問題を解決するためのヒント、特に、環境ビジネスとしてのヒントを提言
- 現在の環境問題を総体的に鳥瞰し、その特徴を「グローバル化」、「ミクロ化」、「ネットワーク化」という3つの視点から読み解くとともに、問題解決に向けた方向性を示唆
- 「世界最高水準の省資源社会の実現」に向け、CO2排出量削減を軸としたより高度な3R(リデュース、リユース、リサイクル)ビジネスの方向性を提示
- 温室効果ガス排出量の総量規制が拡大している欧米の動きを紹介。CO2排出権経済が到来する可能性など、排出権に投資される世界の巨大マネーの構造を解明
- 情報通信技術(ICT)と環境問題、特に地球温暖化問題に焦点を当て、グリーンICTの可能性を探るとともに、企業経営におけるグリーンICTのあり方を解説
- 国際的な資源循環問題を取り上げ、透明で頑健な「資源循環ネットワーク」の必要性を詳述
- WEEE/RoHSやREACHなど、欧州発の化学物質規制の企業に与える影響の構造とビジネスインパクトを紹介するとともに、今後の化学物質規制への対処策のあり方を教示
- 海洋基本法の概要を紹介し、海洋環境管理の基礎となる海洋情報インフラ整備の現状を整理した上で、期待される新たなビジネスの可能性を明示
目 次
- 第1章 新次元に入った環境問題を読み解く三つのキーワード
- 三つのグローバル化
- ミクロ化・精緻化する環境情報
- ネットワーク化と増加する環境情報流通
- 第2章 地球温暖化対策を評価軸として高度化する3Rビジネス
- 地球温暖化対策への寄与が求められる循環型社会
- 「リサイクル」から「3R」への転換る
- 地球温暖化対策を評価軸として高度化する「3R」
- バイオマス社会への転換
- 循環型社会システム構築には情報共有・相互理解が必要
- 新たな3Rビジネス獲得に向けて
- 第3章 日本企業に迫り来るCO2排出権経済の脅威
- 制度リスク
- 企業評価リスク
- 排出権市場リスク
- 排出権経済への備え
- 第4章 グリーンICT
- 利便性から環境配慮へ 求められるICTの付加価値化
- 動き始めたグリーンICT、国内外の取り組み
- 企業におけるグリーンICT戦略
- 第5章 グローバルサプライチェーンを支える資源循環ネットワーク
- 資源相場の高騰を読み解く
- 各国における資源循環の取り組み
- 環境経営は新たなステージへ
- 資源循環ネットワークの形成に向けて
- 第6章 科学物質管理が企業経営の生命線に次々と押し寄せる欧州発科学物質規制
- 欧州を震源とした化学物質規制の展開
- RoHS指令が企業経営に与えた衝撃
- 企業浮沈の鍵を握るREACH規則
- 第7章 残されたフロンティア、海洋ビジネスの可能性 ――期待される海洋環境管理と新たな海洋ビジネスの展開
- 海洋基本法について
- 海洋基本法を支える海洋情報インフラ
- 期待される海洋産業、海洋環境ビジネス
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