2015年1月26日
「Smart Energy Japan 2015」への出展について
~ 実用に近づいてきたエネルギーハーベスティング*1製品を一挙展示 ~
株式会社NTTデータ経営研究所
株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 康志) が事務局を務めるエネルギーハーベスティングコンソーシアム*2は、2015年1月28日(水)~30日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「Smart Energy Japan2015」 (主催:株式会社ICSコンベンションデザイン)に独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて出展します。
エネルギーハーベスティングコンソーシアム会員企業8社による、振動発電、室内用光発電、電源回路、無給電の無線センサシステムおよびそれらを活用した省エネユースケース(オフィスや工場の省エネ推進、回転機の故障予測によるロスの削減)を含む、実用に近づいてきたエネルギーハーベスティング関連製品を一挙展示します。
【概要】
エネルギーハーベスティングコンソーシアム会員企業のアルプス電気株式会社、株式会社竹中工務店、パナソニック株式会社、富士電機株式会社および株式会社NTTデータ経営研究所は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業*3」に係る公募で、「省エネルギー化センサシステム普及拡大のための環境発電デバイス実装事業」を提案し、2014年8月に採択されました。
本事業では、(1)オフィスや工場の省エネ推進、(2)回転機の故障予測によるロスの削減、(3)タイヤ空気圧モニタリングシステムによる燃費向上 の3つのユースケースを想定し、環境発電デバイスによるセンサシステムの長期安定稼働を実証するとともに、環境発電デバイスおよびセンサシステムの普及に向けて、信頼性・安全性評価のための基礎データ収集、実装ガイドラインの策定、国際標準化に向けた取り組みなどを進めます。
Smart Energy Japan 2015では、本事業の一環として、NEDOの支援を受け、環境発電デバイス、無給電の無線センサシステム、それらを活用した省エネユースケース(オフィスや工場の省エネ推進、回転機の故障予測によるロスの削減)に関する集中展示を行い、環境発電デバイスを活用したユースケースのベネフィットをポテンシャルユーザに広くアピールします。
【出展概要】
名称: Smart Energy Japan2015
会期: 2015年1月28日(水)~30日(金)
開催時間: 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト東1ホールおよび会議棟
ブース位置: ブース2F-01(東1ホール)
【出展概要】【各社出展内容の詳細】
エネルギーハーベスティングコンソーシアム会員企業から以下の製品の展示を予定しています。
(アルファベット順)
- ・アダマンド株式会社:電磁誘導型発電ユニット
- ・アルプス電気株式会社:発電入力デバイス
- ・富士電機株式会社:振動発電デバイスを利用したセンサ電源不要の無線式回転機振動監視システム
- ・株式会社フジクラ:色素増感太陽電池を搭載した環境センサシステムと蓄電付き電源モジュール
- ・ムネカタ株式会社:コーティングによる樹脂系圧電素子
- ・スパンション・イノベイツ株式会社:電池レス Bluetooth® Smart Beacon/無線センサ端末 開発スターターキット
- ・スター精密株式会社:電磁誘導型振動発電ユニットおよび電池レス無線センサユニット
- ・他
*1 エネルギーハーベスティング:
エネルギーハーベスティング技術とは、周りの環境から微小なエネルギーを収穫(ハーベスト)して、電力に変換する技術のことで、別名「環境発電技術」と呼ばれています。
光・熱(温度差)・振動・電波など様々な形態で環境中に存在するエネルギーを電力に変換するエネルギーハーベスティング技術は、充電・取り替え・燃料補給なしで長期間エネルギー供給が可能な電源として、「いつでも、どこでも、誰でも、何でも」ネットワークにつながるモノのインターネット(IoT: Internet of Things)、実世界とサイバー世界を結びつけるサイバーフィジカルシステム(CPS: Cyber Physical System)、毎年1兆個のセンサを活用するトリリオンセンサ社会の実現に必須の技術です。
*2 エネルギーハーベスティングコンソーシアム:
エネルギーハーベスティングコンソーシアム(EHC)は、個別要素技術ではポテンシャルを有しているわが国のエネルギーハーベスティング技術を国際的に競争力のあるビジネスとするために、関係企業を中心とした情報共有、共同活動の推進等を行うプラットフォームとして、2010年5月に設立されたコンソーシアムです。
(URL: http://www.keieiken.co.jp/ehc/)
*3 クリーンデバイス社会実装推進事業:
省エネルギーに資するクリーンデバイス(高周波半導体、不揮発メモリ、光エレクトロニクス技術、低電力LSI、パワーデバイス、環境発電デバイス等の省エネルギーに資する革新的デバイス)が、従来、利用を想定してきた機器等だけではなく、さまざまな製品・サービスへと新規用途の拡大を図ることで、省エネルギー効果を最大限に活用することを目的とする事業です。クリーンデバイスを活用したユースケースを創出し、ユースケースの実装・実証および信頼性・安全性や標準化・共通化の方針策定を行い、クリーンデバイスの用途拡大に繋げます。
*掲載の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
■ 報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
コーポレート統括部 プラクティスサポート部
井上
Tel:03-5213-4016(代)
E-mail:
■ 内容に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
エネルギーハーベスティングコンソーシアム事務局
https://www.keieiken.co.jp/ehc/contact/