logo
業務

保険×デジタルマーケティング

サービス概要

保険業界があらゆる施策を講じてもなかなか市場に浸透しないデジタルチャネルは、これから10年・20年後には主要顧客となるZ世代の攻略のためにもまだまだ研究の余地があるチャネルです。

業界団体の調査では明確に最若年層の保険に関する情報収集のアプローチが異なっていることが分かっています。インターネットの黎明期、消費者はTVCMでよく聞く保険会社の社名を検索したり、比較サイトで一括資料請求をしたり、といった行動が当たり前でしたが、新しい世代はこうした動きと異なった動き方をします。

多くの保険会社各社は当初デジタルマーケティングに果敢に取り組み、デジタルチャネルは活況を迎えた時期もありました。現在でも各社はデジタルの窓口を有していますが、かつての勢いは失われています。それは、結局既存の対面チャネルのほうが数字を読むことができ、デジタルチャネルが対面チャネルを凌駕するほどの成果を残せなかったためだと推測されます。1億かけたら3億稼ぐ必要がある既存の予算申請稟議の世界では、成果が出なかった施策を継続的に実施するのは非常に困難です。

しかし一方で、消費者は保険に加入して既契約者となったあとは、対面よりもデジタルで24時間365日のコミュニケーションを求める(例えば、担当者に電話しなくてもスマホで住所変更や各種手続きがしたい)という側面もあり、このニーズに応えても直接的な売上に貢献しないというジレンマもあります。

当社は、デジタルチャネル×リアルチャネルの効果的な融合を検討すること、それを評価する仕組みを作ることが重要であると考えており、ガバナンス整備(体制・KPI設定)からデジタルチャネルの活用を見直すご支援を行います。

コンサルティングアプローチ

積極的に考えたくない自分や家族の「万が一」に機能する保険商材は、消費者からの能動的なアクション(検索や広告のクリック、タップ)を前提とするWebマーケティングと相性が良くない側面もあります。

一方、保険会社の最大の武器は高度に整備された営業支援体制、そしてコンプライアンスや営業話法、事務オペレーションを高度に教育された対面チャネルです。

資産ともいうべき対面チャネルとデジタルという新しい手段を統合的に機能させるための体制検討、対面チャネルへの貢献度を測る中間KPIの策定といった、広告代理店とは一線を画した保険業界の実情に沿った検討アプローチを採り、デジタル活用をご支援します。

得られる効果

  • 本社部門を交えた全社的なデジタル時代のあるべき体制構想へのインサイト
  • デジタルマーケティングの効果を可視化するための中間KPI
  • 既契約者向けのあるべきデジタルコミュニケーション

実績

  • デジタルマーケティング施策運用支援(大手保険会社)
  • デジタルチャネル×リアルチャネルのリーズ連携検討支援(大手保険会社)
  • 既契約者向けデジタルサービス検討(大手保険会社)

メディア掲載

関連インサイト

TOPサービス業務保険×デジタルマーケティング