歯科口腔保健の推進に関するモデル事業説明会
～厚生労働省 令和５年度　就労世代の歯科健康診査等推進事業に係る調査研究事業～

近年、健康な生活を送る上で歯・口腔の健康と全身の健康の関連性が注目されており、特に歯周病は糖尿病等の疾患と関連していることが報告されています。

現在、成人期以降の歯科健診制度は、健康増進法に基づき市町村が健康増進事業として実施する40、50、60、70歳の歯周疾患検診と、一部有害な業務等に従事する者に義務づけられている特殊健康診査です。職域における成人期の歯科健診は、企業や事業所、保険者の保健事業などの取組により行われているのが現状です。

そこで、「令和5年度　厚生労働省　就労世代の歯科健康診査等推進事業に係る調査研究事業（受託者；株式会社ＮＴＴデータ経営研究所）」では、企業・事業所・保険者等において、身体の健康診断等と連携した歯周病チェックツールの活用による簡易検査や歯科健診、自治体と職域が連携した歯科口腔保健の取組等のモデル事業を実施し、実施可能性及び意識変容・行動変容効果等の検証を実施予定です。

このたび、企業や事業所、保険者の皆様方に、今年度のモデル事業の概要をご説明するとともに、モデル事業にご参加いただける企業・事業所・保険者等を募集するための説明会を開催いたします。また、厚生労働省医政局歯科保健課より今後の歯科保健医療施策等のご紹介も実施いただく予定です。

さらに、特別講演として、就労世代の歯科口腔保健に関する取組を紹介いただくゲストもお迎えして実施します。

本説明会にご参加いただき、歯科口腔保健を取組ためのヒントや実施内容のイメージをつかんでいただくとともに、令和5年度のモデル事業への参加についてもご検討いただけますと幸いです。

幅広く歯科口腔保健の取組に関心がある企業・事業所・保険者等の皆様のご参加をお待ちしております。