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応用脳科学アドバンスコース「脳と人工知能・ロボット」第3回(岡崎先生・増村先生・稲邑先生)

タイトル「自然言語処理の現状と展望」

講師紹介

岡崎 直観(おかざき なおあき)先生

  • 岡崎 直観
    【現職】
    • 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 知能情報コース 教授
    【ご経歴】
    • 2001年 東京大学工学部 電子情報工学科 卒業
    • 2003年 東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士課程修了
    • 2007年 東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 博士課程修了
    • 2007年 東京大学 大学院情報理工学系研究科 特任研究員(辻井研究室)
    • 2011年 東北大学 大学院情報科学研究科 准教授(乾・岡崎研究室)
    • 2017年 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 教授(岡崎研究室)
  • 【研究概要】
    • 自然言語処理、人工知能、機械学習に関する研究をしています。 自然言語処理、すなわち言葉を理解する計算機を真に実現するには、人間の持つ常識的な知識を大量の言語データから自動的に学習する仕組みが欠かせません。そこで、単語や句の意味表現の学習、関係知識や因果関係知識の自動獲得、知識の柔軟な検索、知識の自動集約などの研究テーマに取り組んでいます。 さらに、こうした研究をデータからの社会観測、特に、言語ビッグデータから人々の文脈や意見を分析するという応用に展開しています。研究・応用の基盤技術として、確率モデルや深層ニューラル・ネットワークなどの機械学習に関する研究開発も進めています。
  • 【主なご業績】
      【受賞歴】
    • 2017年度人工知能学会論文賞 (2018年)
    • 2016年度マイクロソフト情報学研究賞 (2017年)
    • 第15回船井学術賞 (2016年)
    • 平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 (2016年)
      【解説記事】
    • 岡崎 直観. ロボットジャーナリズムの現状と課題. 映像情報メディア学会誌, 72(2):70–75, 2018年3月.
    • 岡崎 直観. 条件付き確率場の理論と実践. 統計数理, 64(2):179–200, 2016年12月.
    • 岡崎 直観. データジャーナリズムとデータ科学. 電子情報通信学会誌, 99(4):339–346, 2016年4月
    • 岡崎 直観. 言語処理における分散表現学習のフロンティア. 人工知能, 31(2):189–201, 2016年3月.
    • など
      【著書】
    • ダヌシカ ボレガラ, 岡崎 直観, 前原 貴憲.ウェブデータの機械学習. 講談社, 2016年8月.

開催概要

講義内容
自然言語処理は、言葉を操るコンピュータの研究を中心に、人工知能の実現を目指しています。検索エンジンや機械翻訳などに加え、最近ではスマートスピーカーやチャットボットなどが製品化され、人間とコンピュータの距離が縮まっているように見えます。本講義では、自然言語処理の基礎的な内容から深層学習などの最新のトピックを概観します。学術界と産業界で行われている取り組みを紹介し、現状でも実現できていること、今後も研究として取り組まなければならないことをまとめ、自然言語処理の研究・開発の展望を説明します。
日時
2019/1/22(火)13:00~17:30(12:40より受付開始)
※ 岡崎先生のご講義は、13:00~14:20です。
場所
▶ワテラスコモン(御茶ノ水)
(東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地)
お問い合わせ先
本アカデミーに関するご質問等は、応用脳科学コンソーシアム事務局ホームページの ▶お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

タイトル「音声認識と音声言語理解」

講師紹介

増村 亮(ますむら りょう)先生

  • 増村先生 写真
    【現職】
    • 日本電信電話株式会社 NTTメディアインテリジェンス研究所 研究員
    【ご経歴】
    • 2009年   東北大学工学部卒
    • 2011年   東北大学大学院工学研究科修士課程修了
    • 2016年   東北大学大学院工学研究科博士課程修了 博士(工学)
    • 2011年   日本電信電話株式会社 入社 現在に至る
  • 【研究概要】

    音声認識や音声言語処理、自然言語処理の領域における、統計的なモデリングに興味を持つ。潜在変数モデリングや深層学習を用いた技術に基づき、音声認識を中心に、統計的言語モデル、音声言語理解、音声対話などの研究開発に従事。

  • 【主なご実績】
    • 【受賞歴】
      • 2010 日本音響学会 学生優秀発表賞 受賞
      • 2010 IEEE Sendai Section Student Awards 2010 The Best Paper Prize 受賞
      • 2013 日本音響学会 粟屋潔学術奨励賞 受賞
      • 2014 情報処理学会 山下記念研究賞 受賞
      • 2015 言語処理学会 若手奨励賞 受賞
      • 2015 電気情報通信学会 音声研究会奨励賞 受賞
    • 【解説記事】
      • "深層学習に基づく言語モデルと音声言語理解", 日本音響学会誌73巻1号, pp. 39-46, 2017. など
    • 【著書】
      • 音響学入門ペディア, "Q28: 音声認識の概要について教えてください", pp.112-115, 2017.

開催概要

講義内容
音声認識はユーザインタフェースのための技術、およびメディアアーカイブのための技術として、社会に浸透し始めております。特に、ユーザインターフェースとしては、スマートフォンやパソコンなどに必ず搭載されるようになり、音声対話と組み合わせたエージェントサービスが流行しております。本講義では、音声認識の技術的概要から深層学習に基づく最新の技術動向に至るまでを解説します。また、音声認識の周辺技術として、音声情報から話者や言語、環境音、感情などを理解する技術について概説いたします。さらに、これらの技術がどのようなサービスに繋がっているのか、未解決問題は何なのかを、紹介いたします。
日時
2019/1/22(火)13:30~17:00(13:10より受付開始)
※ 増村先生のご講義は、14:30~15:50です。
場所
▶ワテラスコモン(御茶ノ水)
(東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地)
お問い合わせ先
本アカデミーに関するご質問等は、応用脳科学コンソーシアム事務局ホームページの ▶お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

タイトル「クラウド型VRを用いた対話型知能ロボット研究の展開」

講師紹介

稲邑 哲也(いなむら てつなり) 先生

  • 稲邑 哲也
    【現職】
    • 国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授
    • 総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻 准教授
    【ご経歴】
    • 2006年4月 国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授
    • 2006年4月 総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻 准教授
    • 2011年8月 - 2013年7月 文部科学省研究振興局 学術調査官
    • 2007年4月 - 2011年6月 東京大学IRT研究機構 特任准教授
    • 2006年4月 - 2007年3月 東京大学大学院情報理工学系研究科 特任助教授
    • 2003年4月 - 2006年3月 東京大学 大学院・情報理工学系研究科 講師
    • 2000年 科学技術振興事業団CREST 研究員
    • 2000年 東京大学大学院 工学系研究科 情報工学専攻 博士課程修了
    • 1997年 東京大学大学院 工学系研究科 情報工学専攻 修士課程修了
    • 1995年 東京大学工学部機械情報工学科 卒業
  • 【研究概要】
    • 人間の日常生活行動を支援することのできる対話型知能ロボットの実現に向けた研究に取り組んでいます.ヒューマノイドロボットの開発から始まり,人間の行動理解,行動の言語的表現への変換法,タスク達成のための協力的対話制御法,対話からの語彙の獲得,ロボットの道具利用スキルの学習,スポーツ動作のコーチングロボット,などの研究に携わってきました.また,近年では,ロボットとの対話学習を効率化するためのクラウド型VRシステムを開発し,人間が参加する新しい形態のロボット競技会を主催する活動も行っています.
  • 【主なご業績】
    • 【受賞歴】
      • 2017年 RoboCup Federation Open Source Software Award
      • 2013年 ロボカップジャパンオープン2013 人工知能学会賞
      • 2013年 船井科学技術振興財団 船井学術賞
      • 2013年 日本機械学会 日本機械学会教育賞
      • 2011年 日本ロボット学会 第4回功労賞
      • 2008年 日本ロボット学会 研究奨励賞
      • 2003年 船井情報科学財団 船井情報科学奨励賞受賞
    • 【解説記事】
      • 仮想現実を用いたニューロリハビリテーションのためのクラウドプラットフォーム,稲邑 哲也,計測と制御 56(3) 204-209 2017
      • 長時間の身体的社会的対話実験のためのクラウド型VRプラットフォーム,稲邑 哲也,計測と制御
        55(10) 890-895 2016
      • 社会的知能研究のためのシミュレーションプラットフォーム:SIGVerse,稲邑 哲也,日本ロボット学会誌 31(3) 240-243 2013
    • 【著書】
      • ロボットのおへそ,丸善ライブラリー,2009

    開催概要

    講義内容
    自動運転や荷物のパッキング・運搬作業など,近年の機械学習研究の成果によって知能ロボットの能力が拡大しつつあります.しかしながら,現状のロボットが不得意としている事の一つは人間とのコミュニケーション行動です.特に日常生活に関わる常識が必要とされる行動や人に対する適切な振る舞いを学習するには,人間との対話行動経験が圧倒的に不足しており,簡単には実現が難しいターゲットです.この講演では、VR空間の中で知能ロボットとの対話実験をすることが可能なクラウド型VRプラットフォームを提案し、実ロボットでは収集が困難な対話経験の効率的な収集とその経験の活用についての研究を概説します.また,RoboCupなどでのロボット競技会を通して、ロボットの対話能力が実際の日常生活環境で役にたてるかどうかの評価法を確立する試みについても解説します.
    日時
    2019/1/22(火)13:00~17:30(12:40より受付開始)
    ※ 稲邑先生のご講義は、16:00~17:20です。
    場所
    ▶ワテラスコモン(御茶ノ水)
    (東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地)
    お問い合わせ先
    本アカデミーに関するご質問等は、応用脳科学コンソーシアム事務局ホームページの ▶お問い合わせフォームより、お問い合わせください。
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