応用脳科学コンソーシアム 2024年度キックオフシンポジウム
多くの日本企業の競争力の源泉であり、「モノづくり」をけん引してきた日本人の「美意識」や「感性力」。これらは日本の新たな成長エンジンとして期待されているエンターテインメント・観光等の「コト消費」においても重要な役割を果たす。
昨今の生成系AIや大規模言語モデル(LLM)の急速な進化は、AIと人間の連携を迫っている。私たちにはこれからどのような力が求められるのか、私たちの脳に備わっている能力をどう活用していくのかという大きな課題を突き付けている。
本シンポジウムでは、デザインやアートといった「美」の観点、感動や興奮、愛着といった「感性」の視点、そしてそれらの基盤となる「脳科学」の視点から日本企業に必要な「美と感性」の力や、AIとの連携可能性について問う。
当日のプログラム
13:00~13:10 | 開会挨拶(岩本 敏男 CAN代表理事・理事長) | |||
13:10~13:45 | 脳科学スペシャルセミナー「揺らぎを使う生物の桁違いの省エネアルゴリズムとAIへの応用」 (柳田 敏雄 CAN代表理事・会長) | |||
13:45~14:55 | 基調講演「日本人の美意識と企業経営~日本的経営とは何か」 (前田 育男氏 マツダ株式会社 エグゼクティブフェロー ブランドデザイン) | |||
14:55~15:05 | ショートブレイク | |||
15:05~15:40 | CAN2024活動紹介 | |||
15:40~16:40 | パネルディスカッション 「企業経営における「美意識と感性」とは ~AIと脳の融合による日本企業の競争力のシン原点を探る~」 (パネリスト:前田 育男氏、石津 智大氏 関西大学文学部 教授、工藤 さやか氏 文化庁文化経済・国際課 専門官(経済産業省より出向中)、モデレーター:萩原 一平) | |||
16:40~16:45 | 閉会挨拶 | |||
17:00~19:00 | 懇親会(参加希望者) |